■ 腰痛日記 ■
ケイの10年にわたる痛みの治療体験を少しずつ書いていきます

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2003年11月26日(水) 認知の歪みの定義(9)


::::::『いやな気分よさようなら』より::::::
デビット・D・バーンズ

■レッテル貼り■
(labeling and mislabeling)



間違った認知に基づいて
完全にネガティブな自己イメージを
創作してしまうことです

極端な形の
一般化のしすぎとも言えます

この背景にあるのは
「人の価値は
その人の犯す
間違いによって決まる」
という考え方です

レッテル貼りは
間違いをしでかしたときに
「全く私ってやつは・・・」
という表現で
始まる言葉を吐くのが特徴です

たとえば十八番ホールでの
パッティングをはずしたとき

単に
「あっ!失敗した」
と言うかわりに
「私ってやつは全くダメな人間だ!」
と考えるようなものです

また株が下がったとき
「失敗した」
と思えばすむところを
「自分は敗北者だ」
と考える思考法です

レッテル貼りは
自己破壊的であるばかりでなく
不合理な考え方です

あなたの自己は
あなたの行為と
決して同一ではありません

人間の考え、感情、行動は
常に変わっていきます

言いかえれば
あなたは銅像ではなく
川の流れなのです

ネガティブなレッテルを
自分に貼るのはやめるべきです

それはあまりに単純で
間違っています

あなたが食べたり
呼吸したりするからと言って
「食べ人間」「呼吸人間」
などというレッテルを
自分に貼りますか?

ナンセンスです!

同様に失敗したり
負けたからといって
「失敗者」「敗北者」
というレッテルを貼るのも
不合理なことです

他の人にレッテルを貼った場合
たいていは敵意を
巻き起こすことになります

たとえばある課長が秘書に
「役立たず」というレッテルを
貼った場合

その秘書の
いろんな機会をとらえて
罵るのには都合がいいでしょうが

秘書もお返しに
「わからず屋の石頭」
とかなんとかレッテルを
貼ることになり

結局はお互いの欠点を
つつき合う結果になります

間違ったレッテルを貼ることは
重大な逆効果を
生むこともあります

ダイエットをしている女性が
つい皿一杯のアイスクリームを
食べました

彼女は考えました
「なんて私はダメなんだ
私はブタだ!!」

そして彼女はやけになって
1カートンのアイスクリームを
みんな食べてしまいました

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ああ 川の流れのように おだやかに
この身を まかせていたい
ああ 川の流れのように 移り行く
季節 雪どけを待ちながら

ああ 川の流れのように おだやかに
この身を まかせていたい
ああ 川の流れのように いつまでも
青いせせらぎを 聞きながら


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