■ 腰痛日記 ■
ケイの10年にわたる痛みの治療体験を少しずつ書いていきます

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2003年05月25日(日) 痛みを考える

今、金沢で開催中の【日本整形外科学会学術集会】に対抗して、
       こちら松任では【現在の痛み医療を考える会】が開催されました。

出席者は、整形外科医、介護ヘルパー、コマーシャル監督、美術デザイナー、歯科技工士。

議題は…

◎ 痛みとうつ・神経症の関係

◎ 現在の医療制度の問題点

◎ 親子の関わりと性格

◎ オモシロイ生き方、オモシロクナイ生き方

◎ 痛くなる人・痒くなる人・血圧の上がる人

◎ (~0_0~)整形の改革と将来の展望





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代わりに某学会のパンフレットから一部伐採しましゅ。

【退行性脊椎疾患の手術成績に関与する精神医学的因子】
    佐藤 勝彦 (福島医大整形)

退行性脊椎疾患に於いて、治療前から合併している精神医学的問題の内容により手術成績が影響される事が判明した。
うつ病では精神症状がコントロールされていれば手術しても妥当な結果を導き出す事ができる。
性格や人格の異常の場合には患者・医者間の良好な信頼関係を構築しにくいことから、手術成績は医療提供側の予測を超える結果となる可能性が高く、重篤な疾病といえどもできる限り手術療法を選択すべきでない。


【腰仙部椎間板ヘルニアの長期手術成績】 ― 非固定術群と固定併用群の比較 ―
    大谷 晃司 (福島医大整形)

腰仙椎部椎間板ヘルニアにおいて、10年以上の術後経過期間(平均15年)では、髄核摘出術に後側方固定術を併用しても治療成績に差異はなく、後側方固定術を併用することで髄核摘出術の治療成績を向上させることはできないと判断した。


【転倒・骨折に関する疫学的検討】 ― ”姿勢異常の認識”の影響 ―
    大谷 晃司 (福島医大整形)

自覚的に背が丸くなったり、身長が縮んだりした認識する”姿勢異常認識”は実際の転倒の発生には直接的には関係しないが、”自覚的に転びやすい”や”骨折に対する不安”といった転倒・骨折に関する心理的な面に関与している可能性が示唆された。


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