佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2006年05月05日(金) 虫のしみと キラキラした五月の緑

すっかり夜型になってしまっているのをどうにかしようと頑張って、でも結局起床は11時とかになったんですが昨日よりは早く起きて、のたのた用意してひとりぶらっと浅草に向かい、アサヒアートスクエアでの「アンダーカバー・ミーツ・シュヴァンクマイエル」に行って来ました。すごく良いお天気だったこともあり、浅草はえらく混雑していて人込みを抜けるのが大変でした。アサヒビールのビル(通称う○こビル。すごい形)へ向かう橋いっぱいに、水上バスの乗客が並んでたし。

イベントはヤン・シュヴァンクマイエルの今年公開の新作「ルナシー」(このタイトル…)のPRを兼ねて、彼の作品へのオマージュだったアンダーカバーの05A/Wパリコレクションの衣裳と映像も併せて展示、という内容で、会場の隅で流されるパリコレの映像に延々とひとり見入ってました。展示されていた衣裳も、絶対普段着れないようなのなんですが、きっとものすごく上質なんだろうなってレースが山盛り使われていてうっとり。アンダーカバーっていっこも持ってはいないんですが、コレクションとかコンセプトとか、もちろん服もすごく好きなんですよ。提示するものがあまりに好みなので、デザイナ−の高橋盾氏自身がすごい気になる。
他にはヤン&エヴァ夫妻のドローイングとか原画とかがあり、新作の紹介もされていました。しかしそこのパネルやあらすじを見る限り、めっちゃ恐いんですけどその映画。いや…でも前作のオテサーネクも恐かったか…でもそれとは違う意味で本当に恐いぞ…
そんなんでびくびくしつつ、中央の大スクリーンの予告を少し見て、迷った挙句ヤンが美術で参加している映画「ナインスハート」のDVDを買いました。77年の作品でもちろん日本未公開。ゴシックテイストが興味ひかれたのと、内容が「呪いのかかったお姫さま」「心臓を9つ集める」「妖術使いの伯爵」という、こりゃ見ないとというものだったので(終わってます私)高かったけれど買ってしまった。普通に売ってないだろうしなあ。
映画の上映会も行われたのですが、ほぼDVD持ってるし、飲まず喰わずでそこまで来たのでしんどくなって帰宅しました。

そしていったん家に帰ってから再び夕方に出掛け、妹とその友達と食事してきました。お友達は最近仕事で上京してきた子で、彼女の家に3泊してるとかで「散らかしてるでしょ」と言ったら「ええ」と言われました、初対面なのに(笑)。妹は本当に末っ子気質で甘え慣れしているので、さぞ我が物顔でいるんだろうなーと想像つきます。ツレも同席してて車で来ていたので、酒を飲んだツレの代わりに私が運転して阿佐ヶ谷の家まで送って帰りました。普段あまり運転しないから恐かったー。

うーん、明日はキリトのライブか。今日どうだったんでしょうかねえ。うーん。


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佐山葉月 [MAIL]