佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2005年06月17日(金) スクーデリア・エレクトロ“FINALIZER”@渋谷AX

急に抱えた仕事は15時過ぎに仕上げて投げ付けた(おい)のですが、またもや打ち合わせが夕方にずれ込み、定時30分前に始まったので参加はしたのですが定時過ぎても終わる気配がなく…ぶっちゃけ私が具体的に関係する内容がなさそうだったので、口を挟む隙を狙っていたら急に「ここの部分は佐山さんにやってもらおうか」となって、それを引き受けることは全然構わなかったので「解りました、が、私タイムリミットなのでこれで失礼します〜」とタイミング良く(かな)去りました。「じゃあ欠席裁判で」と言われましたが、内容は聞いているのでまあいいです。いや、ひとりだったらいいんだけど、会社の別チームの社員Tさんと一緒に行くことになってたから。部署に戻ったらその人が待ち構えてて、すいませんすいませんと言いながら共にダッシュしました。
しかし同行のTさんは2人目の出産を来月に控えた31才なのですが、奥さんがライブ等に理解がまるでないらしく、この日の許可を取り付けるのが大変だったらしいです。豪華なディナーをおごれということになったそうで…大変だなあ…私はツレに「仕事忙しそうだけど大丈夫?プラもスクーデリアも行けるの?」て心配されたくらいなのに(苦笑)。「俺も行きたいんだけど仕事なんだよなー」という…
開演時間ぎりぎりに着きましたが、やっぱり15分くらい押しました。下手入口付近、後ろの方で見てましたが「男がけっこういる」とTさんが安心してました。後ろだったから、余計そうだったのかも。

SEのビートルズ(の誰かのカバー?)が消え、石田さんが「よう!」と登場。吉澤さんが出てサポートの向山テツさん、湯川とーべんさんが出…寺田さんがいない。前回の時もいなかったけどおいおい解散ライブなのにいないの?と思いましたがその謎は後程。
アコースティックギター一本のMOONBASE、まったりの楽園でライブスタート。そこから盛り上がる曲になって、前半は新し目の曲が多かったように思います。PA卓より後ろの位置だったのでそこまで低音はこなかったのですが、リズム隊がやっぱりうまくて、シンセばりばりのスクーデリアにすごく迫力を出してくれました。割と早めにメンバー紹介があったのですが、「日本一の重低音リズム隊」と石田さんも紹介していたし。向山さん、ガリガリのおっちゃん(寧ろじーちゃんに見える、金髪だし)なのに何であんなドラムが叩けるんだろう。バラードの時とかすごく入り込んで上半身ぐるんぐるんしながら陶酔しててイカしてました。そしてその紹介の時「PA卓に寺田さん」と言われ、PA卓に照明が! そんなところにいたのか!と衝撃的でした。てことは、出てなかった2年前もPA卓に実はいたのか? 同行のTさんも「いやステージ見てけっこう普通のロックバンドだなーと思ってたけど、あれ見て『そんなバンド他にない、やっぱり独特だ』と思い直した」と言ってました。「ばれちゃったからこっそりできないよ」と石田さん。いや、ばらしたのはあなた。
解散ライブということもあり、石田さんもテンションおかしくて楽しそうでした。吉澤さんもおかしかったかな。ボーカル曲を2曲やってくれたのですが、ちょっと恥ずかしそうに玩具のライトセイバーを取り出して、でも得意げに振り回してたのが爆笑でした。しかも赤く光るし、それ。赤じゃダークサイドやん。お茶目な41才だ。石田さんは相変わらず悪態つきながら「これも最後なんでね」を繰り返してました。「大阪が本当恐くてさー、ちょっと何か言おうもんなら怨念篭った目で睨まれるわ、最初っから泣いてる奴はいるわ。ただでさえ美しい顔がすごく美しいことになっててそれ見ながら歌う方の身にもなってくれ」と、よっぽど大阪に懲りたらしいです。良かった東京に住んでて(4年前だったら確実に大阪に行ってた…)
中盤にまったりタイムを挟み、さよならノーチラス号、霧の2000マイルとかもやってミラージュとかのテンション高めの曲へ。この辺の選曲がやっぱり好き。そうだ、この辺は最近のサポートでありMOTERWORKSもやってるドラムの堀さんがパーカッションで参加して、あんなにずっとやってて最後だけいないのはなあと思っていたので、嬉しかったです。堀さんはめっちゃ良い人そうな笑顔で癒される。ラストは石田さんが「ありがとう、僕らと、君たちの良き日がずっと続きますように。BETTER DAYS」と言ってBETTER DAYS。ちょっと感動的だった。

アンコールではやっと寺田さんがステージへ。挨拶をして「準備あるんで戻ります」と引っ込んじゃいましたけど。続いて吉澤さんも挨拶したんですが「10年間ありがとう、良い曲をいっぱい作れたと思うし、君たちの中で育っていってると思うし、これからも大事にしてください」と何というか分別ある普通の大人の正しい挨拶、みたいな感じでした。この二人およびサポートのおっちゃんたちに囲まれてると石田さんがとても若く見えますよ(苦笑)いや若く見えるんですけど、彼。しかし寺田さんが「石田と出会って12年やってきて」と言って、そういやスパイラルライフって活動期間2年しかなかったっけ、と改めて思いました。濃い2年だったなあ。そう考えるとスクーデリアの10年はよく頑張ったよ。
この時だったか2回目のアンコールだったか覚えていませんが、石田さんが「実はデビューしてからずっとこんなしんどい仕事はないと思っててずっと辞めたいと思ってて、でも大阪は恐くて言えなくて今日言おうと思ってたんだけど、でも今日やってすごく楽しくて考えが変わりました。長い時間がかかるかもしれないけど、ここに戻って来ます」と宣言をしまして。裏方に行こうと思ってけどやっぱり出てくるよ宣言なのですけど、本当に急に思ったのかどうかは知りませんが、やっぱり嬉しかったです。石田さんに会いたいもん。しかし「僕に時間をください」と言ってて「…6年後くらいにまた」というのは長過ぎです(笑)。吉澤さんに「その時いくつだよ」と突っ込まれてました。「今37だから〜」と普通に答えてましたけど。
アンコール1はデビュー曲を、とTRUTH。まったり終わったのですが、2回目はサマーレイン。この曲で本当に終わりでした。太陽行路あたりで終わるかな、と思っていたので意外でしたけれど。でも良かったですよ。

全員がハケた後拍手をし、どうかな〜と思っていたのですが、PA卓から寺田さんが去るのを偶然すぐ隣で目撃して(と言うか残ってた全員でお見送りした)ああ終わっちゃったねえ、良いライブだったねえ、とほんわかしながら帰りました。バンドのカラーとかライブの雰囲気とかのせいか、しんみりも爆発もせず、暖かく終わった感じでした。

Tさんと適当な居酒屋で(いやそうでもない、けっこうちゃんとした焼肉屋だった)ご飯をして、良いものを見れましたね〜と談笑し(仕事の話はやめようとあえて外しつつ)週末できゅーきゅーの山手線に乗って途中で別れました。奥さんの御機嫌はよろしいのかしら、と心配しつつ。私はへろへろ呑気に帰って疲れてすぐ寝ました。


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