| 2005年03月26日(土) |
谷山浩子の幻想図書館vol.3「アタゴオルは猫の森」@東京グローブ座 |
昼過ぎまで寝ていたのに全然身体のだるさが抜けず、洗濯だけはして、うっかり熱を計ったら37度でして。ショックを受けつつ、でも微熱ならインフルエンザじゃないわ、と自分を騙しつつフラフラと出掛けました。 途中で新宿紀伊国屋書店に寄ってNeoもようやくゲットしました。表紙だけしか見てないけれど、めっちゃかっこいい〜、そして竜太朗くんも載ってるやん、とほくほく。ついでにレース特集なので探してた装苑と着物雑誌の七緒も買いました。あと、車内広告で見たZipperの栗山千明ちゃんの写真が絶対蜷川実花だと思って、本誌を見てやっぱりそうだと確認しました(だからどうってことないんですけれど)。
谷山さんの幻想図書館とは、ストーリーを追う形式でのコンサートなのですけれど、最初は朗読劇に歌が挟まる感じだったのが、今回のは完全にお芝居でした。曲も全部書き下ろし。ぎりぎりに入ったら扉の外に役者さんが待機してるのに出会ってしまった(苦笑) 今回の原作はますむらひろし氏の「アタゴオル」なのですが、私はほとんど原作を知らないので単純にお芝居の世界を堪能しておりました。谷山さんは少年・テンプラ役、あともう一人人間らしい人がいましたが他の登場人物はほとんどが猫。前半はほのぼの愉快な森の生活、みたいな感じで子供向き?て感じでしたが、休憩を挟んで(休憩中、前半最後で悪さをしたヒデヨシ役の石井AQさんが物販をやらされていた/笑)後半は一気にシュールでめくるめく世界になり、そこが素晴しかったです。そういうのが好きだから私。薄ら寒い感じもしたし。最後は終わり良ければ全てよし、みたいな歌とともに、またほのぼの大団円になりましたけれど。夏に見た「第七官界彷徨」もそうでしたが、起承転結や勧善懲悪とかのはっきりしたものがないナンセンスな世界で、個人的にはとても楽しかったです。 しかし猫の設定なので役者さんは猫耳帽とかまさに猫耳をつけたりしてて、アンコールで谷山さんまで猫耳つけて、ある意味とんでもなくヤバいものを見てるのでは、という気分になりました(苦笑)。あと斉藤ネコさんが出てて、台詞とかけっこう一生懸命なのにバイオリンを持たせると水を得た魚状態になるのが面白かったです。「酔った勢いで引き受けるんじゃないね」とも言ってました。 それにしても、谷山さんってもう40代後半とかなのですけれど、それでもこういった新しい試みに精力的に取り組むというのは、バイタリティのある人だなあと思いました。ずっとやってきたわけではなく、ストーリー仕立てでやりたいね、だったらこうしよう、で、本格的にちゃんと取り組んで形にしていくことができる。きっとこういう人が生涯現役でいられるんだわ、と思いました。
終了後、パンフと、タワレコで見つけられなかった谷山さんの新作「月光シアター」を買いました。ジャケットが金子国義さんのアリスで、てっきり書き下ろしと思っていたのですが、家で絵本を確認したら同じイラストがありました。もうちょっと大人っぽいアリスだったと思ってたのに…記憶なんて当てにならない(悲)。 しかし体調の悪さがピークで休憩中に意識を飛ばしかけていて、公演中もずっとハンドタオルを口にあてていたので(咳と鼻が…)とりあえずとっとと帰りました。道々の看板のハングル文字の多さに、新大久保って韓国人が多いのね、と思いつつ。
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