最近、うちの部署にインターンの学生さんが入って来ました。 私の今勤めている部署は割と特殊な場所で、研究や開発をやっているようなとこなので 思いっきり理系で、しかもT大やK大のマスター卒(大学院卒)ばかりが 特に社員さんにはごろごろいるようなところでして、当然その学生さんも 指導にあたっている社員さんも高学歴です。理系です。私にとっては全員まとめて仙人です。 そして学生さんはやっぱりまだ若いので、社員さんたちのレベルについていけないらしく 「本当にすごいですよね〜」と純粋に感動しています。 でもその彼ないし彼女らのキラキラした姿を見て、言いはしなかったものの だけど仕事ができるっていうのはそういうのとはちょっと違うんだよ、と もの申したくなってしまったんですよね。
実際、彼らについている社員さんと私は同じチームを組んだことはないので ちゃんと一緒に仕事をしたことはなく、詳しいことは解らないんですけれど 確かに勉強はものすごくできる人たちだと思うんですけれど、いざという時に 最終的に対応できるのかどうか、実は疑問だと思ってて。 端からですけれど見て来て、結局は机上の空論の域から出てないんじゃないかと感じてて。
私が一緒に仕事をしているチームに、ゴッドハンドと呼ばれるエンジニアさんがいます。 社員じゃなく派遣で、自分でも「俺なんか二流の私大出だからT大マスターに及ぶわけもない」と 卑下してるわけでなく単純に認めてて、派遣だから役職もなく現場で 日々プログラムを書いているような人なんですけれど、うちのチームでは、 いやきっと部署全員が、彼には一目置いていると思う。何たってゴッドハンド。 とりあえず、いざという時、トラブルに対する対処の姿勢やスピード、機転が素晴しく どうにもならないような事態でも、本当に絶対何とかしてくれるんですよ。 何やってもうまく動かないシステムも、徹夜してでも原因を見つけてくれる。 たとえ原因が解消できなくても、解決策を見い出して指示したり提示したりして、 とりあえず最悪の事態は回避して見た目だけでも整えてくれる。 それは彼の性格と、現場で20年近くやってきて修羅場をくぐってきた経験値で、 それの方が何倍も価値があると思う。 今日も彼の外出中にプログラムがおかしくなり、どうにもならなくて ゴッドハンドの帰還を待つか〜ということになってしまって、 戻ってきて事態を聞いた彼はすぐに修正にとりかかり、30分ほどで直してくれたのでした。
たとえキャバクラ好きのどうしよーもないおっさん(妻子持ち)だろうと 皆に好かれているのは、肝心なところはちゃんとやってくれる技術でしょうな。 とりあえず経験値は勇者並みだと思う、彼。
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