「間違ってます。」
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2009年04月10日(金)
私に向かない仕事
以前病院の待合室で、一人の老人男性と付き添いの青年を見ました。
親子には見えず、おそらく青年は福祉関係の方。お仕事として老人に付き添っているように見受けられました。
で、その老人なんですが、診察を待つ間、ずっと生活や知人の愚痴を言っておりまして、青年の方は相槌を打つでもなく、硬い表情でずっと老人の隣に添っていました。
(きっと、いつものことなんだろうな。大変な仕事だなぁ。私には絶対無理だわ)
そう思ったものでした。

そんな私が、この春から何を思ったか、専門学校の社会福祉士養成通信課程を受講することになりました。二年後の社会福祉士の国家試験合格を目標としております。もちろん、その後はそちらの仕事につきたいと。

人付き合いが苦手です。どちらかと言えば鈍く、人の痛みに添えるタイプの人間ではありません。人の役に立ちたいなどと思う前に、自分のことでいっぱいいっぱいだったりします。
旦那様は「お前には向かない」と言いました。私もそう思います。
それでも学費を出してくれました。不況のあおりで我が家の家計も無傷ではないのですが、ありがたいかぎりです。実習もありますし、まだ幼い子供もおりますから、周りの人の協力無しには目標達成はありえないでしょう。
一発合格決めねば、申し訳が立ちません。
と、やる気はあるのですが、いまだテキストも教材も一切無く、気持ちばかりが空回り、と。


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