rioshimanの日記
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音楽と絵を趣味としているため、演奏会や展示作品を撮影することが多い。
これら演奏会舞台や展示会場は殆どの場合、暖かいタングステン光で照らされているため、普通に撮影すると写真が黄色くオレンジっぽくなってしまう。そこで演奏会の場合はタングステン光用のL表示の付いた特別フィルムを使っていたが、絵の場合は蛍光灯やスポットライトその他、色んな光源に照らされているのでカメラ附属の自動変換機能に任せていた。それで今迄はなんとかやって来た。
しかし今回のグループ展でデジカメで撮影しプリントした写真を皆に見せると、一部の人から実際の絵と色彩が違っているとクレームがついた。確かに会場で実際の絵と付き合わせて比べてみると色味が違う。照明がタングステン光なので写真が黄色くなるのだと分っているのだがそれが理由で良しとはならない。
私が数年前、最初に購入したデジカメNikon COOLPIX 950にはタングステン光源用の切り替えスイッチが付いていた。ところが現在使用のEOS Kiss Digitalでは自動的にカメラが変換してくれているためか、それほど黄色になることは気にならなかった。が、クレームが出た以上は色を実物に近づけるように少しでも努力しなくてはならない。
昔のようにレンズに青いフィルターをつけるか、又は何か良い方法があるのか、購入したカメラ店に訊きに行こうかと思っていた。だがその前に実際のカメラを手に取り、何かそのような機能がついていないかとあちこち詳しく調べてみると………。
やはり付いていた、とてもとても分り難かったが!。自動、晴天、日陰、雨天、電燈など8種類の光源の切り替えが出来るように。こんな切羽詰まった状態にならないとなかなか見つけようとしないのだなぁ。しかし色々プリンターでも試しているうち、パソコンソフトPhotoshopでも自動カラー補正というのがあって、こちらの方がとても簡単に変換出来ることが分った。これらの経験をもとにこれからは随分と苦労なく自然な写真を作ることが出来るだろう。
暮れには昔から撮ってきた沢山の写真を整理するためにスキャナーEPSON/F-3200を購入した。これは銀幕フィルムやデジカメで撮影したものを同じようにパソコン・データとして取り込めるので、以前からずっと欲しいと目を付けていたものだ。価格も張るので数年間思い続けていたが、やはり沢山の演奏会や外国旅行などの写真を後に残すためには必要なものなので発注。昨年とっくに玄関に到着しているのだが、まだ手を付けていない。
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