rioshimanの日記
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先日、若松光一郎展を見に行って、画廊の主人から小杉小二郎展の招待券を頂いた。その事を今日になって思い出した。 帰郷する前日なので東京に見に行くのはどうかと思ったが、やはり以前から作風が気になっていた作家なので出掛けることにした。
私の場合、時間的な余裕があると何か他の事をすることに手が回り、気が付くととにかく時間ばかりが進んでいることが多い。 今日も駅に着いて電車の時刻表を見ると、入場可能な7時までに45分しかなく、行くのを諦めようかとも思ったが、とにかく行ってみて駄目なら仕方がないと観念した。 三越本店に一番近いJR新日本橋駅から駆け足で行くと、入口に到着したのは定刻7時を少し過ぎていたが、係員は愛想良く迎え入れてくれた。

小杉小二郎の作品は何と表現していいか、素朴派といえばそう、テクニックは余り感じさせないのに、この画面全面に漂う叙情的で懐かしい空気感は何だ? この感情こそが絵の芸術たらんところだろう。彼は30年間パリ、フランスに住んで制作を続けている。
巴里かぁ、いいなあ・・・・。
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