rioshimanの日記
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2005年04月05日(火) 運転免許証更新

 運転免許証更新の知らせが届いて更新に行く。本当は国際運転免許証も欲しいのだが確か有効期限が6ヶ月だったと思うのでやはり海外に行く直前に免許を取りに行くしかないだろう。

 手続き期間も今回からは誕生日前後一ヶ月づつ計二ヶ月となり、顔写真も持って行かなくて良くなったので随分と楽になった。なぜ今まで免許証に使われない顔写真を持って行く必要があったのだろう。これまでも疑問に思っていたのだが。

 知らせには [更新後の免許証の色はブルー、有効年5年、講習種別:一般講習、講習時間1時間、最新の違反:平成13年9月16日 指定場所不停止] とある。交通違反はこの時の1回だけである。

 運転免許センターまでは車で約30分だが、そこに行く途中この只1回の交通違反で捕まった場所を通った。珍しく一方通行ロータリーのある場所である。地元の土地を知った人だけが通るような道で車は殆ど通っていない。が、そこに5本の路が入り込んで来ているので車の通行方向を決めるのに自然にロータリーというかたちになっている。

 その日、警察はロータリー入口横に身を潜め、眼前を通る車が入口停止線で一旦停止するかどうか、その一点だけを凝視していた。もちろん運転者が一番引っ掛かりそうな場所を選んでである。
 私はそのロータリーに入る時、左右を見渡して車の姿が全く見えなかったので、ゆっくりとスムーズにロータリーを回った。すると自転車に乗って警察が後を追いかけて来た。声を掛けられたので何事だろうと好奇心から車を止めた。

 「いま停止線で一時停止しなかったネ!。標識が見えなかった?交通違反だヨ!。ハイ罰金7000円!」

 「えっ、標識があったの?」 私はわざわざ引き返して標識の確認に戻った。ロータリーに入るところに木が植わっていて、見上げてみると成るほどその葉先の横に標識がある。が停止線頭上4〜5mの位置にあって下にいる車内からは勿論よほど首を上げない限り見えない。つまりロータリー手前15〜20mの位置において、そこに標識があると"意識"して見ない限り目に入って来ないのである。私はこの都市に数10年間住み、この道も月に数度通っているが、そんな所にそんな標識があろうとはその時点まで思い出そうとしても頭に浮かんで来なかった。


 警察は人を捕まえ罰金を取ろうとするよりも、運転者の心理を考え事故を防ごうとするのが先にすべきことではないのか。(車もあまり通らないこのような場所では路肩を踏み外す以外に事故の起きようもないが)

 免許センターに向かいながらその時のことを思い出し、又も怒りが込み上げて来た。


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