rioshimanの日記
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| 2004年10月27日(水) |
サントリーニ島 〜 アテネ |
 空港行きバス/発 11:00
ホテルからバス停留所までは街の中心地なのだがメイン道路は直径3cmぐらいの丸石をセメントで固め、表面は凸凹していてその上を転がして行く荷物にはとても都合が悪い。このような車輪のついた荷物がこの世に出る前に出来た道路なので文句の言いようもないのだが。我慢して100mぐらいガタガタと引っ張って行く。バスは空港まで40分ぐらい。客の多くは後からタクシーで駆けつける。
サントリーニ空港/発 14:20 エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港/着 15:05(飛行時間 約45分)
 エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港からアテネ市内に通ずる地下鉄は今年のオリンピック時のために開通し、快適そのものだ。前回やってきた時には、まだその面影もなく、中心地のシンタグマ広場まで一時間ばかりのバス運行だった。 その地下鉄車両のデザインはこれまたとてもシャレている。日本の電車なんか比じゃない。こちらは公共のものとくれば中途半端なものは造らない。車内は広々としているし、本当に乗客に対しての快適さを追求している。プラットホームも人間工学に沿って設計されまことに気持ちが良い。自然に車両の中へと入ってゆける。
ホテルは市の中心地シンタグマ広場の近く、駅から荷を曳き地図をたよりに探して歩いて行く。 だが日本から持ってきたガイドブックの地図はあまり親切ではなかった。非常に見難く目標をつけて行ったのだが、なかなか肝心のホテルは見つけられない。地図では駄目なので店の人に訊くと親切丁寧に教えてくれる。結局通りが一つずれていたのだが、明らかにガイドブックは見る人の心理は考えないで自分の都合だけで作成している、というのはMAP誌面がとても混んでいるのでホテル名を入れるスペースが位置そばに取れず、とんでもない場所に細い線を引っ張って(その線が又どれとどれを結んでいるか良く判らない)書いている。よくよく思考してみないとホテルの名前とホテル場所が結びつかないのである。
この旅最後の2日間、アテネのホテルだけは日本から予約していた。巾約5mの道路から少し奥に入った、とても静かな、なかなかシャレた建物だった。私はシャワーを浴びるとポケットに地図をしのばせてアクロポリス下のプラカ旧市街に繰り出した。大体の地図は前に訪れた経験から頭の中に入っている。 先ず日本への土産物を見つけるのが目的だったが、この日、大体の主な通りをずっと廻ったがその要求にかなう店はとうとう見つけられなかった。(ほとんど庶民向けの平凡なものを並べている店が多い。金銀など装飾品は別。)
'04ギリシア旅行マップ
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