rioshimanの日記
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| 2004年10月02日(土) |
レスヴォス島・ミティリニ 〜 リムノス島(泊) |
レスヴォス島を9時に出発、リムノス島まで5時間。アテネのピレウスからやって来た大きな船だ。その船上、書けなかった日の日記を打ち込んだり、正午には食事、その後ちょっとエーゲ海を見ながらウトウトしていたら思いのほか早く着いた。
リムノス島で降りる乗客は意外に少ない。多くは島々から次の最終寄港地カヴァラで本土に足を踏み入れる人がほとんどだ。船のデッキ上には島を眺める沢山の乗客が顔を出している。
島に降り立った時の第一印象はレスヴォス島のミティリニとは全く違うこざっぱりとしたもので、ヒオス島に降りた時に感じたものと似ているなと思った。そのはず面積はレスボス島の約1/3以下といったところか、島の裕福さが違う。
午後2時。ホテルを探すにも余裕を持って探せる適した時間だ。港のまっ正面に大きな目立つホテルが一軒。だが私は決まってそういう所は避けて次の道路に面した所に建つホテルを狙う。しかしこの島には第2通りにホテルらしきものは見当たらない。右側にビーチが見える。その前にないかとそちらに向かう。が、ない。 側で遊んでいる子供に訊く。すると2階で洗濯物を取り込んでいる母親に尋ねる。母親はレンタル・ルームでいいかと私に聞き、いいと返事をすると子供に一軒の名前を言ってそこに連れて行くよう指示する。子供はちょっとはにかみながらも喜んで案内する。ギリシア語が分かるかともいろいろ訊いてくる。ギリシアの子供はとても人懐っこい。町の中にずんずん入って行く。 ここはビーチがあってその手のレンタル・ルームも多いのだろう。最初に行った家は都合がつかず、そこで紹介された第2軒目がOKしてくれた。調子の良いお母さんが準備してくれた。
夏にはビーチ客が長居をするのだろう。ベッドが3つ。ベッドの下にもう一つ。それに台所。充分な広さだった。部屋代は今までで一番安く一晩2.0ユーロ。お母さんはこういう時の手はずには慣れたもの、シーツとタオル一枚持って来てすぐ準備してくれた。だが電気のことはちょっと説明のようなものをしただけで行ってしまったので、私は翌日になってお湯が前晩から出ないので不思議に思い、色々あちこち電源を入れて試してみるまでその出し方が分からなかった。
シャワーのあとすぐに街に出てみる。
港の背景に突き刺すような異様な形をした小高い山。その頂きにはカストロが見え隠れしている。荒々しい山はこちらに押し迫ってくるかのような圧迫感を与えている。
'04ギリシア旅行マップ
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