rioshimanの日記
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| 2004年09月20日(月) |
レスヴォス島・ミティリニ (2日目) |
朝10時頃から旅行ガイドに写真が一番多く掲載されているカテドラルを中心とした風景を描く。
今までの旅行ではスケッチにフェルトペンを使っていたが、今回は鉛筆を試しに使用している。鉛筆は間違った線が消しゴムで消せるし、強弱の線が簡単に表現出来るのでとても便利だ。 だがその一方鉛筆で描いた場合、その部分を手の腹でこすり、画面全体が黒っぽくなり汚く見えるのが難点だ。
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明日から島の北部にある観光都市モリヴォスまで行って又ミティリニに帰ってくるので3日後の安いホテル予約をとっておこうと(今は4星に泊まっている)ちょっと道一つ奥に入っためぼしいホテルに交渉に行く。
女主人が一人で当番をしていたが、話してみると全く英語を解しない。Today, Tomorrow も分からないのだ。 私も今回ギリシア語を充分勉強して来なかったのが悪い。時間がなかったこともあるが、なんとかなるだろうと安心していたのが悪かった。豆事典を引きながらの会話だったが、どうしても「今日は他のホテルに泊まっているので、今夜の宿泊はここにしない」というのが伝えられなかった。 明日、明後日モリヴァスにゆくのでその後の2日間だけ宿泊をお願いする、ということまでは伝わったようだった。が、明日出かけるまでの今夜の部屋に連れてゆこうとするのだ。今日この人がここに来たのはすぐここに部屋を取り今晩宿泊するのだ、という固定観念が彼女の頭から離れない。大抵はそのような客ばかりだからだろう。 私が首を振ると、とうとう向かいの宿が英語を話せるので、そちらの方に行って欲しいと言われてしまった。 仕方なくそこを訪れたのだが、とても熱心に宿をやっているような雰囲気ではなかったので中には入って行かなかった。 英語を解しない女主人には悪いことをしたと思っている。
夕方になってめぼしそうな景色はないかと丘の上を探すがスケッチするにはこれといって良い場所が見つけられなかった。だが帰り道の途中に素晴らしいホテルがあるのを見つけた。割合に高級そうな、手の行き届いた植木や花のある大きな庭や駐車場も備わった完全設備のホテル、おそらく夏季には自分で別荘を持たない次の高級な客層が滞在するところだろう。その充実した楽しいバカンスが見えるようだ。
今度ミティリニに引き返してきた時にはここに泊まろうかと思う。2泊ばかりなので少々高くても。しかし宿泊OKになるだろうか。今泊まっている宿のように。 もし駄目だったら次の候補は街を廻っているこの2日間にあちこちに見つけてある。
「翌日へ」
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