rioshimanの日記
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| 2002年07月02日(火) |
rioshimanについて |
そう、私がパソコン・アドレスに使っている号「rioshiman」について説明しなければならない。
私は幼年時から世界地図を見るのが大好きだった。少年期を過ごした(約小・中学生時代に則している)高知県西部に位置する人口1,000名にも満たない小さな漁村の近くには、子供にとってなんとも読み難い名前のついた割に大きな川「四万十川」が横たわっていた。地図上で蛇のように曲がりくねり、その特異な形と共にその川の名を、私は何か獲物を得たかのように何度も繰り返して覚えた記憶がある。 そして故郷の方に思いを馳せるとき、緑の自然と共に決まって目に浮かぶ四万十川の悠姿。
パソコンでアドレスを付ける時、すぐ「四万十川」の名が浮かんだ。 しかし shimantogawaでは長過ぎるし、shimanto類もすでに十分に登録されている。そこで頭を少し回転させて他の言語のことを考える。 とっさに rio(スペイン語で「川」)のことを思う。私の好きなイタリアのヴェネツィアでは「運河」をも意味する。ブラジルの首都リオデジャネイロの「リオ」でもある。 それに「四万」をくっ付けて「rioshiman」。
眺めてみてこれは良い名前だと思った。「漁師マン」「漁師人」とも読めるのを発見した時の驚き。 私の戸籍上の実家の職業は漁師だった。
今ではこちらの方で主に覚えている。密かな喜びとともに。
 四万十川
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