読了日記

2008年01月23日(水) 「涼宮ハルヒの溜息」


「涼宮ハルヒの溜息」(谷川流著,角川書店)



内容:ハルヒシリーズ。2007年08月30日の記事参照。小説。


Iサンより借り物。

先にアニメを見た所為か、アニメの脚本を読んでいるようでした。
そういう意味では秀逸なアニメだったのかなぁ。
アニメ自体が作中劇の回だったので、余計そう感じるのかもしれません。

ラノベなのに読みやすい…読んでいてイラつかないのが不思議。マニアな台詞が自然に入っているからもあるかもしれませんが、地の文がキョンの語り口調なのも大きいかな。まあつまりキョンを気に入っているということでしょうか。割と客観的で冷静なので、一人称でも読みやすいです。いや、感情的でバカなギャルの一人称は本気で辛いので。

しかしハルヒ自身は本当に平凡な子なんだなぁ。
世界が思うままだってのに、選んだのがキョンなんだから。

ところで、古×キョンというカプが同人界を席巻しているようですが(そこまででない?)、ハルヒに腐女子属性があり、それが為二人が出会ったという設定の同人誌は今のところ見た事がありません。そういうのはナシ?更に、ハルヒが望んだから邪まな感情を持ってしまったのだと悩む古泉とかは?いや、見たいわけでなく、ありそうなのに無いなぁ、と。いや、どっかに絶対あると思うんですけど。
ハルヒの影響力は事象や存在には及ぶけど、感情にまでは及ばない、とかあるかなぁ。

ところで今回は古泉くんにツッコミ2つ。
「神なら高みで傍観しているはず」は定義そのものというより古泉くんが付けたオプションでないかな。
“己が創造する世界に無意識に入り込み一部となる”を望む神も居る…それを望むから神でないは違うと思う。
「世界を創造する(破壊を創造するも含む)」が神のコアだと思うんですけど…、まあ、これも私の定義なので、人に言わせると違うかもしれません。

も1つ、突っ込みというより。
私はてっきり「ラブロマンス」だと思いました、そのジャンル。
まあ、良く考えるとラブロマンスは“物語のスタート時にあった世界が結末時において復活し、謎のような現象はすべて合理的に解消する働きをもつ”ジャンルでなく、“どれだけ世界が壊れようが、謎が収束しまいが無視しても力技でエンドマークがつけられる”ジャンルで、喋る猫はそのままかもしれませんが。

ちょっと怖い事考えちゃった。(別に怖くないけど。)
オウムが人語を話すのは、実はハルヒが望んだからじゃん?「当たり前だ」と思っているけど、元は違ったのかもよ〜。郵便ポストが赤いのも、自民党が与党なのもハルヒの所為かもよ(笑)。

「アニメを見た部分は読まなくても良いかも」と言われましたが、一緒にモデルガンを作るとか、アニメで描かれていない美味しいシーンもあるので、読んでおいて良かったと思います(笑)。


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