読了日記

2007年07月08日(日) 「バルタザールの遍歴」

「バルタザールの遍歴」(佐藤亜紀著,文芸春秋社)


内容:20世紀初頭のウィーン、ハプスブルクの血を引く貴族、バルタザールとメルヒオールの兄弟は、生まれながらにして1つの体を共有していた。その「二人の」手記。小説。

史実と幻想との配合具合が上手いと思う。
文体が「天使」より洗練されていると見え、てっきりこっちが後発かと思いきや、デビュー作だそうで。本にするに当たってたくさん赤が入ったのか、私の読み手としての好みの問題か…。
話としては「天使」「雲雀」の方が好きですが。


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