| 2007年04月05日(木) |
「優雅な暮らしにおカネは要らない」 |
「優雅な暮らしにおカネは要らない」(アレクサンダー・フォン・シェーンブルク著,集英社インターナショナル )
内容:ドイツの没落貴族の末裔が、お金を使わないライフスタイルを書いたエッセイ。
現在のドイツ貴族のエッセイを読みたくて古書店で購入。 大失敗。
金を使う事がいかに醜く馬鹿らしく愚かか、そしてお金を使わない今の自分の生活がどれだけ素晴らしいかくどくど書いてある、だけ。
お金を使わない生活がどれだけ素晴らしいかを書くのに、金を使うのがどれだけ悪い事かを書くことによる対比で表そうとしているのが気に入らない。 真逆のものを貶めるでなく、如何にそれが素晴らしいか、しかも自慢たらしくなく自然体で書いてこそ美徳があるのに、敵を下に見ることで相対的評価を上げた所で浅ましいだけです。 アイテムを変え似たような事を何度も何度も、鬱陶しい。金がないものの僻みにしか見えない部分もある。「私はこんなに凄いんだよー」と必死で語っている。 心の優雅さが全然見えません。
「貴族だからこそ書けた」という紹介文がbk1にありますが、貴族、全く関係ありません。 つーかこれ、ジャーナリストの文章ですよ。
ジャーナリストってヤツぁ、年季が行くと、大衆が支持するものの否定から入るものを書く者が多い。 今まで大衆を手玉にとって来た反動か延長線上か。警鐘の意味もあるかもしれないけど、大衆や流行を否定する。しかも所詮マスコミに関わってきたもののやることだから浅い浅い。 つまり、メディアを斜めって見ているものにとっては当たり前以下の事しか言わない。 大衆に反対するものの中でもっとも凡庸な意見を述べる。
ああ、面白くない、時間の無駄だった。 こんな本を持っておくことも嫌。 図書館に寄贈しようかと思いましたが私の趣味だと思われるのは凄く嫌。 ゴミ箱に即ポイいたします。
…しかし一体こんな本読んで誰が楽しいんだろう…。
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