「騎士の盃」(カーター・ディクスン著,早川書房)
内容:ヘンリ−・メリヴェール卿シリーズ。密室で盗まれなかった盃の謎を解く。小説。
Iサンから借り物。
コミカルな感じは良いし、キャラも好きなんですが、いまいち釈然としません。 謎解きは私的主眼ではないので良いんですけど、文化が理解出来ていないのが一番の理由かなぁと。この時代の道徳観が知識として朧気に知っているたげなので、それをシーンの下敷きにされるとてんでお手上げ。
婚約者の居る女性議員が会って2回目の殿方と図書室でイイコトするのはまあ良いとして、その後、覗いていた婚約者を狩るべく、奇声を上げて下着姿のまま庭を駆け回るというのはどういった哲学をお持ちの世界の出来事なんでしょうか? このシーンがとにかく不可解で、何か、他の全てがどっかに行ってしまった感じです。
メリヴェール卿はなかなか愉快なおっさんでしたのでこの人の活躍はまた見たいなとは思いました。
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