| 2005年06月25日(土) |
「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」 |
「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」(米原万里著,角川書店)
内容:プラハで少女時代を過ごしたマリが、当時の懐かしい友人達を探し歩く。小説?エッセイ?
Iさんより借り物。
かつて仲の良かった友人を30年ぶり?に訪ね歩く。「黒の手帳」みたいな感じ? どっかで「実体験を元にしたフィクション」だと聞いた事があるが、どうなんだろ? まるきりのノンフィクションにしては色々出来過ぎている気がするけど、だからこそイライラせずすんなり読む事が出来た。 探す過程より、友人たちのかつての姿と今を通して、激動の(便利な言葉だこと)時代の東欧を描き、断じる。 マリの持つ複雑な想いは、あの時代を生き、かつ、内からも外からもその世界を見ていたものだけが持てるものだろう。 どちらかと言えばそういう意味で価値がある話かもしれないけど、生き生きとした人物描写が面白かった。
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