| 2003年01月25日(土) |
「ファウンデーションへの序曲 上下」 |
「ファウンデーションへの序曲:銀河帝国興亡史6」(アイザック・アシモフ著;岡部宏之訳,早川書房)
内容:若き数学者,ハリ・セルダンは、数学的に未来を推測する心理歴史学の考えを学会で発表した為に皇帝に付け狙われる事になり、心理歴史学を完成させようとする記者ヒューミンの手を借り、方々を逃げ回り、心理歴史学の実現を目指す。
相変わらず「そう来たか!」がとてもお上手。読んでいて何度もはっとしたしハラハラしました。 …やっぱりロボットものを先に読んでおけば良かった…。ヒューミンがアレだとは…。
アシモフは読者の優越感を刺激するのが上手だと思った。ただし、これは自分が他の誰かに見下されていると思っていて、でもその見下しは誤っていると思っているような、ある種の劣等意識を持っているものにとって、かな。 例えば黒人。自分は優れていると思える根拠とか社会的地位とかあっても、白人には見下されていると感じる、そういう人の優越感を刺激すると言ったレベルの記述が多く有った。 アシモフの人種に意味があるのかなと思いましたが、久美沙織の解説がぴったりだと思った。「アシモフはサービス精神が旺盛」。なるほど。
面白いのだけど、どうしても精神感応能力が私には引っかかります。
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