読了日記

2002年11月18日(月) 「恐るべきさぬきうどん 1〜4」

「恐るべきさぬきうどん 1〜4」(ゲリラうどん通ごっこ軍団編集;田尾和俊執筆,ホットカプセル)

内容:香川に700件から有ると言う、さぬきうどんの店を、さぬきうどんを愛する男達が巡って、その感動をレポートした本。店の簡略情報付。元々は地元タウン誌に掲載されていたもの。


グルメ情報本ではありません。や、読み方によってはそう取っても良いかもしれませんが。

新潮社のOH!文庫から出ている同名の本の大元。一般流通に載っていない地方出版物。ネットで購入が可能ですが、今思えば書店に地方出版物の旨伝えれば購入出来たかも…。
文庫の方は既に何度も何度も何度も読んでいるのですが、読んでいてどうも掲載順が相前後していたり削った分があったりと編集しているくさかったので、いつか取寄せてやろうと目論んでいたのですが、何せ1回の取寄せに送料+代引き手数料がかかるのでなるべく一度に申し込もう、6000円からするからお金のある時に…とかやってたら遅くなってしまいました。
結果。1巻に付き10p程度の未収録分が有って「買って良かったわ」と。でも情報的にそんなに大事なものでないので、コアなファンでなければわざわざ買う必要はないと思います。
私は著者の文体が好きなので。

著者を初め、皆さんが本当にさぬきうどんが好きなんだなぁ、と言うのが伝わって来て、凄く微笑ましい雰囲気で、良い感じです。
サービス精神も旺盛で、「楽しませよう」と言う気が満々。しかも自分もついでに(どっちがついでか分かりませんが)楽しもうと言う姿勢が何と言うか…好きなんですよ〜。

うどん,そばというのは実はそんなに好きでない。あえて食べたいと思わない。ただ美味いそばは本気で美味いと信州の某蕎麦屋(隠しているわけでなく連れて行かれた山奥にあったので、店の名前も場所も分からんの)で思いました。でも他の蕎麦屋で美味しいと思った事はありませんね。やたらと高いのにも腹が立つし。
うどんは…、まだ「これ」と言うのに出会えてません。文庫を読んでからさぬきうどんを通販して作ったけど「こっ…これは…っ」とまでは…。…ただ小腹が空いた時に便利なので最近さぬきうどんは常備してます。この1年で今まで食べたより多くのうどん食ったよ…。
思うに、うどんもそばも私にとって「外で金出してまで食う物ではない。安いのなら良いけど。」と言うもので、その点、この本に載っているようなリーズナブルなうどんやが側に在れば…、さぬきに生まれていればうどん食いになったかもしれません。

うどん好きでないのでエッセイとして楽しんでいますけど、好きだったらこの本をバイブルに巡業に行ってますね。…香川に出張か研修が無いかなぁ…。有ったら行くのに。

そう言えば「うどん・そばバトル」は良く聞くけど、何で比べなあかんの?「どっちも美味しい」で良いやん。…私はどっちもあまり好きじゃないですが。「○○より美味しい」と言うのは無意味だと思いますが…。まあ、レクリエーシュンなんでしょうけどね。でも“携わる人”はうどんの方が好きかな。この間某女性作家のそばエッセイを本屋で見かけて立ち読みしたけど、前書き段階で「何様?!」とムカつき(それを意図していたのかもしれませんが)、中身も何か格好つけしぃっぽくて面白くなかった。
食べ物エッセイは「わくわくさせいなんぼ」な気がしますけどね。

あ、ちなみに、5巻まで出てます。これだけ先行して買ってありました。紹介していないうどん屋自体が少なくなった所為か、店レポートが減っているのはちょい寂しい。


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