| 2002年09月23日(月) |
「ラーゼフォン:時間調律師」,「ピンポン 全5」,「PAPUWA 1」 |
「ラーゼフォン:時間調律師」(神林長平著,徳間書店)
内容:村瀬明は何百回目かの16歳の朝を迎えていた。死ぬ毎にこの時間に戻され、再び人生をやり直しているのだ。その時間軸の捻じれ(無限ループ)を修正すべく、”ラーゼフォン”を起動させようと動き出す。 同名アニメのノベライズと言うわけではないようです。アニメ見てないので良く分かりませんが。同じ世界観を使用しているのかな?それともアイテムだけ同じなのかな?…ま、とにかくアニメとは別物らしいです。
ハードSFをベースにエジプト神話(?)で味付けしてあるのでどちらにも疎い人間には意味不明度増大。 何となくいつもの神林さんとは違う気がするのは先入観から来る気のせいか。とは言え、しっかり神林イズムの現れている作品だと思いますのでファンは買い…かな。
アニメ見た人はどう思うなんだろ?読んで面白い?アニメとは違うらしいですが、「これアニメだったらわけ分からんだろうなー」と随所で思いました。 エジプト神話も知っていたら面白いのかなー。ハードSFも、エジプト神話も、アニメもアウトな私ですが、「神林」と言うだけで楽しかったですよ。…面白かったかと言われれば「人には勧めないけどね」と返事しておきます。(笑)
「ピンポン 全5」(松本大洋著,小学館)
内容:卓球にかける高校生達の青春。
面白ぇっ!粗筋とか言っても伝わらないと思うから、読んでみて、とだけ言うか。 夫々の心情とか生き方とかなんつーか、良いです。
これ、6年ほど前の作品なんですよね…。Iさんに大プッシュされて買いましたが、言われなければ手ぇ出さなかったと思いますよ。 つくづく思うのは、日本には空けられていない宝箱のなんと多いことか、と言うこと。私きっと、そこら中で宝箱無視して今まで生きて来たんだろうなー。や、クズアイテムとか多いと思いますが、レアモノ、私にとってだけのレアアイテムをいっぱい取りこぼして来ている気がします。 ヒカ碁のように「知らなかったら一生損をする」ようなものはどこかで運命が働いてゲット出来る気がしますが、「出会えて嬉しかった」ものはかなり取りこぼしているでしょう。一生かかってもきっと無理だよ。 文化が大事ってこういう事かなとふと思う。自分家の庭が裕福で充実しているなら余所の国行って戦争しようだなんて積極的には思わないんじゃないかなと思う。平和ボケ者の戯言かもしれませんが。
「PAPUWA 1」(柴田亜美著,エニッス)
内容:「南国少年パプワくん」の続編。4年間眠り続けていたコタローはある日何者かに呼ばれて目覚め、第2のパプワ島に向かう。
前作読んでないと分かりません。
柴田亜美さんの、ドシリアスの中にいきなり、それでいて違和感無く織り交ぜられるギャグのテンポが凄く好き。 展開的には最近ちょっとマンネリズム(※)が見えるので「好きーーーっっ!!」とは言えませんが。私にとって、本が出て買って後悔はしない作家さんです。
※作家個々が持つお約束のうち、読み手が気に入らないものが「マンネリ」気に入っているものは「個性」と受け手の感性によって決まるんでないかと思います。
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