読了日記

2002年08月28日(水) 「トルコで私も考えた 3」,「うちの猫のコト」

「トルコで私も考えた 3」(高橋由佳利著,集英社)

内容:高橋由佳利のトルコ事情エッセイ漫画の第3弾。


日本で描いているからかな?前の2巻までよりちょっと味が薄い気がしました。でもこの手のエッセイものとしては相変わらず秀逸。

外国生活エッセイって文化の違いから来るストレスが結構漫画から読み取れて、読んでいる時は面白くても後で疲れるものが多いのですが、これは全然そんな事がない。そういうストレスも完全に作者が愛してしまっているから?単に描き方が上手いだけ?ま、とにかくこの漫画のお陰で私はトルコ料理好きになりました。アイランは自分で良く作ってます。

今回、「社会人」は「社会」が育てるのだなとしみじみ思いました。
愛された子供は成長して愛する大人になる。社会がよってたかって育てた子供はやがて社会を育てる大人となる。親や教師等の個人責任で躾をして社会に放たれた子供は所詮個人主義に走るしかないのだなと今の日本を鑑みて思ってみたり。「子供の躾は親がするべきだ」と言う考えを持つ人は社交性のない若者を責める資格はないのではないかと思ったりして。と言うかそういう大人はつまりそういう育てられ方をしてきたってことなんでしょうね。


「うちの猫のコト」(めで鯛,秋水社)

内容:ネコとの生活を綴った4コマ漫画を中心に、単行本未収録作品を集めて1冊にしたもの。


フィクションですが記述的に半ノンフィクションっぽい感じ。美喜子ちゃんはどうなったんでしょう…。

めで鯛さんはハムスターもので一躍4コマ界では有名になり仕事もえらい増えて、昔「漫画家になりたい」とおっしゃっていたのを思うと「良かったね」と言いたいのですが、同人誌がとんと出なくなったのは寂しいですよ…。「愛と青春の同人誌」好きなのに…。


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