ヤマダの日記
ヤマダ



 東北漫遊記そのイチ 〜そこは北の果てだった〜



 と言う訳で、前日までの無体をさておき出発してみました!目指すは東北はほぼ青森に近い秋田県鷹巣町です!
 友人が秋田県民となって早8年ほど。当初の予定に反して長野県には帰って来れないと言う状況が続くことにむしろ諦めが入ったのか、最近ではその辺を開き直って楽しく一人くらし生活イン秋田を満喫している様子です。(笑)いや、もともとひとり暮らしを満喫していたんだろうけどさ。(笑)
 そんな訳で今回久々に北の国に旅立つことにしたヤマダは、うちの教授お薦めのポン酒『杉の森』を片手に一路秋田へと向かうのでございました!

 とりあえず出発は朝の5時(予定)
 実際に出発したのは5時15分(まぁまぁストライクゾーンと思われる!笑)

 生憎のイヤーな天気の中、ipodを道連れに上越市までは下道で向かい、上越市から村上市一歩手前の中条までの区間のみ高速を使い、その後は高速が無いのでひたすら国道7号線を北上することとしました。
 で、向かったのですが…。


 ちょっと!この台風顔負けの低気圧の谷は何!!?


 折しも気圧の谷が日本海側を覆っていたらしく、昨年10月の台風事件と同じくらいの嵐が私を直撃し、前を走る車ですらも雨で見えないという事態に陥り、かつ、高速では車が180度ひっくり返っていると言う事故に出くわし、(したてだったらしく交通規制を布かれる前だった!お巡りさんがきて間も無い感じだったの!)ヤマダの緊張感も一気にヒートアップしました。

 つかヤバクねぇ? この道路状態!!?

 つまり、気を抜くとヤマダも確実に事故る!と言うことです。(涙もでねぇ)「うそんイヤん、せっかく就職きまってこれから花の原稿&論文生活が始まるって言うのにそれはヤダ。まだ跡宍オンリーだってあるのに!」という事だけが私の支えとなって胸をよぎります。いや、ほんとーにそんな気分だったんだってば!(それほどひどい嵐と思いませう)それでもこのまま戻るのはヤマダの『漢』としてのプライドを刺激するのでそんなことは出来ません。(オイオイ)そのまま頑張って引き返さなかった私はきっと王者の印が輝いていたことでしょう。(オイオイオイ)
  まぁ、そんなこんなで何とか暴風雨を切り抜けたのですが…。何だか知りませんが、当初の予定よりも遥かに早いペースでぐいぐいと秋田へと近付いて行きます。途中、鶴岡、酒田の辺りが一番雨がひどかったのですが、そこを過ぎてしまうとかなり穏やかな小康状態となりました。いや、本当に天気って気紛れですよね。(くっそう!)
 とりあえず、鷹巣町までの道筋が微妙に分からないヤマダは、青看板を頼って国道7号線を北上、由利本庄市、秋田市と能代市を超えて北秋田市へと近付いて行きます。にもかかわらず!!ワタクシのこの早いペースを必死に伝えようとしているのに、友人R!!何故お前は電話に出ない!!(怒)家電にもケータイにもさんざんかけまくっているのにつながらねぇ!!(怒!)ヤマダさん、思わず大嵐のような雨にも負けなかったのに次に電話に出なかったら絶対回れ右して帰ろうとか思ったもん!!
 
 で、ようやく合流できた序でに食料をかい出しにいき、その夜は彼女の部屋で自炊(私が作る)ことに。

 つか、この酒とつまみの山は女じゃねぇ!!(大笑)

いや、なんつーか、我ながらなんとか食べ物ができたとかそんなことを喜ぶ前にこの山ほどの酒の常備っぷりとつまみの山にビビッたよ!
 
 結局持参したポン酒で再開を祝した酒盛りを行ったのですが、もー、お互いペース早いし!という結末に。


 「…本当に妙齢の女二人がこれで良いのだろうか…。」という不安を他所に、明日は岩手にウニを食べに向かうことを決定して一日は終わったのでございました。




 


 次回!『東北漫遊記そのニ 〜宮沢賢治よ永遠に…の巻!〜』へ続く!(笑)






 

2005年10月23日(日)
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