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■ ■ PROMISE beat#2 ■
その日は朝から雪がちらついていた。シリウスは「寒い寒い!」と悪態をつきながらベッドから降りると、シンとしたままの周りに気がついた。 「あれ?…誰もいない?」 ジェームズは分かる。たぶんクィディッチの練習だ。ピーターは補習かな?先日の魔法法哲学のテストは芳しく無かったし。 …リーマスは…? ダンスパーティの話が巷で盛り上がり始めてから今日で4日目。本番まであと3日間しか無いのに、リーマスとは会話もできない程にすれ違っていた。同じ寮で同じ部屋なのにいつも気がつくといなかった。話したい事が有るのにどうしていないのか、シリウスは軽いため息をついた。 「ダンスパーティ。…一緒に行こうと思ってたのに。」
好き同士だと思っていた。まだ、「恋人」とは言い難いけれど、それでも「大切な人」にはなっていたと思う。…そんな事、本人にはまだ照れてしまっていたから伝えてはいないけれど。 「とりあえず、借りた本でも返しに行くか。」
気分が乗らないままに軽い服装に着替えると、借りていた数冊の本を抱えつつぶらぶらと図書館へ向かう。マダム・ピンズ率いるこの図書館の蔵書は禁書も含めて大変お世話になっているのであった。 ふと、図書館への道を歩いて行くと、回廊から見える視界の端に鳶色の髪の毛を見つけた。「あ…リーマスだ」と、声をかけようとした時。
「じゃあ、頼んだからね。きちんと会場へ来るんだよ?」 「うるさい!約束は約束だ!分かったから早く帰れ!」 「そう?じゃあね。」
シリウスは聞いてはならないものを聞いてしまった気持ちで一杯になって、抱えていた本を落とさないようにするのが精一杯だった。 『…リーマス、…スネイプなんか誘ったのか?』 別に約束をしていた訳では無いけれど。 別に恋人同士でも無かったけれど。
まるで心にポッカリ穴が空いたような、喪失感がシリウスを襲う。現実に飲み込まれてしまうような、そのまま遠退くような不思議な感触だった。 『…そうか。…スネイプの事が好きなのか…。』
掛け損なった声はそのまま沈黙へと続いた。シリウスは、俯き加減で足早にその場を離れる事しか出来なかった。
NEXT
■ 久しぶりでごめんなさいの日記連載です。いやぁ、この後の展開はヤマダの腐った頭の中で最大限にビートしています。(怖ッッ!)続きが早くかければ良いのですが、アンソロジーの手続も有るし、自分の本来の連載も有るし…で遅れ気味です。いや、頑張りますけれど!!(励ましのメイルとか、とても嬉しいです。アリガトウゴザイマス〜!!) そして、今日のリ−シリ話を一つ。 バイト先に来た二人の外国人。(たぶんアングロサクソン系。「CAN」を「カン」って発音していたから多分イギリス人だと思うけれど。)こげ茶色の髪の人と、黒っぽい髪の人でした。……悦ッッッッ!!!! も〜、二人でホント愉しそうに話してるんですよ!(会話内容は良く分からないけれどね〜。)しかも笑いながら!! 『ああ…リーマスとシリウスもあんなかしら〜』と腐女子パワー炸裂!!どうにも止められない勢いはピンク色の妄想を私に見せるのでありました。 また来てね!!という気持ちで一杯です。(笑)言い夢見させてくれてお有難う〜ッッッ!!!(ソレは違う…) ■ 先日注文したダレンシャンが来たので早速読み始めてます。ああ、早いね発行ペース…。さすがイングリッシュ・オタクだ。(いや、ホントにね。)先書きになり過ぎてどうしようもなくなったので洋書で読んでいますが、「これ最後に夢オチだなんてならないよなぁ?」という展開です。うわあ!凄い事になっているよ!!(笑)一応日本語和訳本はぱらぱらと読みますが、最近質が落ちて来たような気がするよ。…小学館〜。時間あげなよ〜。一巻の和訳は良かったのにな〜。だんだんやっつけ仕事的になって来ているような気がするよ〜。(好きなのに〜。)あ、でも訳でスゴク良いなぁと思うのが、『ライラの冒険シリーズ』かな!読みごたえ有るし、面白いし!!以前にこの場で紹介した『アルテミス・ファウル』を訳された方がこちらも担当されています!両方ともヤマダのお気に入りなので、是非是非呼んでみて下さいね!ちなみに、ハウルは1冊目の方が好きです!(『アブダラ』は何となく嫌だなぁ。)そして同じダイアナ・ウィン・ジョ−ンズサンの本で、『ダークホルム闇の君』と、訳はあまり宜しく無いのですが、大魔法使いクレストマンシー・シリーズもかなりイイカンジです!!くう!今度ネットでイラストアプしたいな〜とか思います!!ダイアナさん!大好きだ!!(でも、ト−ルキンの弟子だとは知らなかったよ〜。びっくり!)
2003年02月03日(月)
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