ラヴシック☆

     


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2002年06月25日(火) ひとりぼっち

学校で、ひとりぼっちになった。

昨日私に「もう一緒に居れない」と言った友達(以下:Y)が
クラスのほぼ全員に、私の悪口を言い回っているみたい (><)

同じクラスで、唯一嫌がらず話してくれるMさん。
今日Mさんに休み時間、こんなことを言われた。

「女子はみんなグルやけん!
 話されんよ!女子はみんな信用できんけん!」

‥‥‥チャイムが鳴って授業が始まった。

「あぁ私、みんなに嫌われてるんだ」
そう思うと、授業中にも関わらず自然に涙が止まらなかった‥。

今日は、塾の日でした。
授業がない日にも自習室へ行くことはあるけれど、毎週火曜と土曜が授業の日。

最近、学校で殆ど誰も話す人がいない。
教室でもうつむいてばかりで、自分でも随分暗くなったと感じる。
学校でひとりぼっちになってから初めての塾。
私にとって塾は、学校で何があろうと、自分が一番自分らしくいられる場所。
と言っても、塾のクラスは同じ学校の人達の集まりなのだけど
なぜだか一人も、同じクラスの人がいないことが唯一の救い。

塾に行って、いつものように、授業の前に講師室へ数学の質問に行った。
K先生はいなかった。
「きっと、いつもの場所で奥さんに電話してるんだろな‥」と直感的に思った。
先生はよく、仕事の合間に電話をしている。
それが誰なのかは、定かじゃないけれど‥多分、奥さんだと思う。
その光景をよく見るようになった初めの頃
「先生が幸せなら私も幸せ☆」なんて思っていたけれど
さすがにそれを、何度も何度も見てしまうと
一時期すごく、すごく、情緒不安定になった。現実逃避したくなる衝動に駆られた。

数学の質問が終わると、数学の先生にこんな事を言われた。

「どしたーん?なんかパワーがないなあ」
「ははっ (^^;) ちょっと‥」

そんなに元気がないように見えたのかな?
質問を終えて教室に帰ると、すぐに授業の時間になった。
授業は、数学→英語の順。

1時間半の数学の授業の間、ずっと私は今日の学校でのことを考えていた。
授業中に泣いたこと‥。
今、教室での席が、Yとはちょうど前後で
Yたちが、明らかに私の悪口と思われることを言ってるのが聞こえてくる。
それが本当にすごく辛くて、本当は人前で泣くなんて絶対嫌なはずなのに
自然と涙が流れてしまった。
そんな学校での一日を考えていると、数学の授業が終わった。

休み時間になった。
授業と授業の合間、10分間の休み時間。
と言っても英語の授業では、授業の始めに毎回単語テストがあるから
みんな、その見直しに余念がない感じ。
8割正解でが合格で、それ以下は不合格で居残って再テスト。
私は、単語テストが好きだ。
担当がK先生ってこともあり、英語だけは自主的に普通の人の3倍は勉強してると思う。
それでも今日は、体調がすぐれないこともあり
最初から”不合格宣言”をしに行こうと講師室へ行くことにした (^_^;)
立ち上がった瞬間、気持ち悪くなり「う゛‥吐きそう‥」と思った。

講師室へ行くとK先生と、数学の先生の姿。
あまり元気のない私にK先生が‥?!

「どしたんなぁー?!
 紺野がへたっとる‥(^^;)」


「ん゙ー、気持ぢ悪い‥」

「わかった!
恋煩いや ☆゜・:*:・。,★゜・:*:・ヽ(*゜▽゜*)ノ。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆」


「違います(怒)」

確かにK先生のことは大好きだけど、そうだとも言えないし(^^;)
このときは、マジ気持ち悪くて、本当にそれどころじゃ‥。
けど、こう言うことを言う先生が好き☆

「吐きそうか?」と数学の先生。

「ちょっとココで休んどきぃ(^-^)」
そういうわけで、少し講師室で休むことに‥。
私のクラスの授業があるK先生は「ほな、元気になったら来いや!」と言って授業に行ってしまい
私は、数学の先生と少し話をしました。

「今日、なんか元気なかったけどなんかあったーん?」

「う゛ーん、学校で、ちょっと‥」

「友達のことか?」
と、私の話を聞いてくれました。
そして、先生は
高校時代はあまり友達はいなかったけれど大学になったら友達が増えた
と自分の話をしてくれました。
そうこうしているうちに数学の先生も次の授業へ行かなければならない時間がやってきて
私も教室にもどることに‥。
数学の先生が、教室まで一緒に付いてきてくれて、すごくうれしかった。

英語の授業‥。
私は英語が大好き☆☆☆
一時期、英語が大ッ嫌いになっていた私が
また英語を好きになれたのは、K先生のおかげ。
といっても、先生を好きになったから英語も好きになれたというだけの話なのだけど(^_^;)
大好きな英語、大好きなK先生、大好きなK先生の英語の授業。
何も嫌なことなんかない。
けど‥今日はあまり乗り気になれなかった。

英語の授業が終わり、授業の最初の方にあった単語テストを受けれなかったため
授業のあとに、覚え直しをしてから、一人でテストをし
提出してから帰ることにすることにした。

単語テスト‥。
K先生は、単語テストで私が満点以外をとることを許さない。
他の人には甘いのに‥。
それでも私は、先生の期待に応えたいと思い勉強する。
周りでなかなか帰ろうとしない男子達が雑談をしているなか
私は単語テストをして、採点をした。
結果は満点。
というか、満点以外の単語テストを先生に渡すことはできない。

K先生は、夏の短期講習のことで女子数名と話をしていたので
少し待つことにした。
単語テストを渡したがっている私に気づいたK先生。

「おっ、紺野。預かっとくわ」

「あ、はーい」
‥ん?
預かっとくって‥返してくれないんですかあ ゞ(’□’*)ノ
結局、先生と女子数名の話が終わるまで待つことに‥。
ようやく話が終わり、女子数名が帰って
教室は、私と先生のふたりっきりになった。

「せんせぇーい!返してくれないんですかぁ?」
さっき提出したばかりの単語テストを指さしていう私。

「ん?(゜▽゜@)
 あ!紺野ぉ。
 何があったんや???」


「え‥
 ん゙ー、学校でちょっとぉ〜‥
 友達と‥‥‥
 なんか外されてしまって‥」


「そうかぁ〜‥
 けど、みんながみんなではないんやろ?」


「ん゙ーっ。
 それが、なんかみんなグルなんですよぉー(^_^;)」


「えっ?! (゜□゜@;!
 ‥それは、俗に”イジメ”とちゃうんか?」


「ん゙----?」

「けど、体に害をあたられようわけやないんやろ?」

「う゛んー。
 けど、9月に研修旅行があるんですよぉー‥‥‥」


「行かんかったらいいんで」

もちろん行く気なんかない修学旅行。
だけど学校の先生は
「旅行も学校行事の一環だから行かなきゃならない」って言うに決まってる‥。
それなのに先生は「行かなかったらいい」って言ってくれて
なんだか、うれしかった (@゜▽゜@)

というか、先生が私が落ち込んでる理由を聞いてくれるだなんて
全然、全く、これっぽっちも、思いもしなかった(^_^;)

だって、先生はそんな人じゃないし(^^;)
普通、塾の先生が、そんなことまで聞くだろうか。

毎日行ってる学校の先生でさえ、気づいてくれなかったことを
塾の先生は、気づいてくれた。
そんなだから私は、塾のほうが好きなんだ。


先生とは、そのあとも少し話した。
私の学校でのこれから‥、勉強のこと、塾での授業のこと‥。

先生と話しながら一緒に階段を降りているとき
私は、とびっきり最高に、幸せだと感じた ヾ(*^-^*)ゞ






↑もし、よければボチッと押してやってください。コメントが変わります。私、頑張れる気がします!
先生がそう言ってくれると‥。


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