たそがれまで
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2005年02月17日(木) 止まらない溜息


自分はどんなに幸せだと思っていても
溜息が止まらない日もある。


例えばお気に入りのカップを割ってしまったり
例えば録画予約に失敗したり
例えば子供のランドセルから2週間前のプリントが出てきたり
例えばもうすぐ咲きそうだった花の蕾が突然に萎れてしまったり

そんな些細な積み重ねなのに
もう人生が行き止まりのような気になったりする。


もちろん人生晴れの日ばかりじゃない。
曇りも雨も嵐もあるし
雷が落ちることだってあるだろう。

分かってる
分かってる

だけど
止まらない溜息が部屋に充満して
窒息してしまいそうな気分

気分転換に窓を開ければ
少しだけ暖かくなった風がそよいで
ちょっとだけ春の気配を感じた

もうそれだけでOK
溜息がやっと止まった


なんて単純
なんて分かりやすい
単細胞を自覚した今日この頃












東風 |MAILHomePage

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