今日は、読書の秋です。
ここ最近は、出来る範囲でご飯つくったり洗濯したり、昼ねしたり、音楽を聴いたり、ネットしたり、本を読んだりと、 自分の中では充実しつつも 端から見たら、ただの引きこもりにしか見えない生活を送ってます。。。。 もちろん、「こんな甘ったれた生活ではダメだ」と激しく思ってはいます・・・
でも、今日は、それはさておき・・
今読んでいる本は、「アンネの日記」 何故今更、そのようなベタな書物を読むの?と思う方もいるかもしれませんが
やはり、いいものはいい!です。
アンネの日記は、私が中学生の頃読んだ初版の物と比べると、 2倍以ぐらいの厚さになってます。
初版のものは、 ナチスの占領下における隠れ家生活。 そしてそんな中でも明るく前向きに生きるアンネの日常。 それを通じて反戦を訴える。 こんな印象を受けました。
で、正直いって、そんな明るく前向きなアンネのことを 「このコとは友達になれないタイプだなぁ。。」と思ったりしました。
しかし、今の「増補新調版」では それプラス、思春期独特のこころの揺れ。 例えば、両親に対する反抗的な感情であったり 友人への嫉妬や優越感 性的な興味を持って、いろんな知識を得て行く過程。 初恋。ボーイフレンドとのキスや愛撫、会話。 そういうものが、まるで読んでいる人が実際にそれを体験しているかのような文章力、赤裸々な表現で綴られています。
もちろん、戦時中の隠れ家生活なので 人間の生活の基本の「衣食住」は完全に崩壊し、 基本的欲求の「食欲」「性欲」「生理的安全感」もかなりの制限を受ける環境です。 そんな中でも、やっぱり、思春期の女の子なんだなぁ。と感じる部分がいっぱいあるし ベタな感想だけど、「平和な日常がどんなにありがたいことか。」「戦争というものはイクナイ!」と思います。
て、まだ、最後まで読んでいないのだけどね(^^;
そうそう、このサイトの「プロローグ」(トップページの写真をクリックする) の文章をちょっと変えました。 あまり変わってないけど←どないやねん。
よかったら目を通してやってくださいな。
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