台所のすみっちょ...風子

 

 

もうちょっと頑張りましょ〜。 - 2003年09月23日(火)

「子供から教えてもらうことっていっぱいあるよ〜
 そうだなぁ〜、子供から学ぶっていうか〜」

子供を持つ友人は、皆、口々にそんなことを言う。

私は子供がいないから、もちろんそういった経験はない。

だが、自分と違う誰かと一緒に暮らすという時、

「それは十分あり得る話だ」とは想像できる。

例えば、私が時々旦那の脳天気さ加減に勇気付けられたり、

考えさせられたりするように。

だから、もし一緒にいる者が、穢れのない、純真な、目をキラキラさせている

ような子供であったなら、もっともっと、心に感じるものがあるだろうと。


昨日、廊下で隣のHさん親子に会った。

奥さんと5歳ぐらいの男の子と3歳ぐらいの女の子。

向こうから挨拶が来ることはまずない。

「こんにちは〜」
「こんばんは〜」

一声はいつも私のからで、彼女の方はというと、

蚊の泣くような声でポソポソと、やっと、といった様子で返すのみ。

いや、それどころか私に対して、なぜか怯えたようにソワソワし、

そそくさと家の中に入ってしまうのだ。

明らかに私を恐れている、といった感じ。

妖怪扱いか・・?

それとも私がいったい何をした?


と、いうわけで、昨日も口火を切ったのはこっちであった。

「こんにちは〜」といつものように挨拶をする私に、

奥さんは「めんどくさいな〜」といった面持ちで、

やはり「こ・・ん・・に・・ち・・は・・」

と消え入りそうな声で答えたのだった。

だが、昨日は少し様子が違った。

横にいた男の子が私の側に寄って来たかと思うと、

クッと顔を上げ、私を見つめながら満面の笑みを浮かべ、

「こんにちは!!」と元気良く言ったのだ。

それは、そんなふうに挨拶されたら正月でなくとも、

お年玉の一つでもあげてしまおうか・・という気にさせるぐらい、

可愛く感じの良いものだった。


う〜ん、、Hさんちは、お母さんより子供の方がなんだか偉い。


そう考えると、彼女は子供からその姿をもっと学んだ方がいい。

いや、ぜひ学ぶべきだ。


お母さん、もううちょっと頑張りましょ〜!


おしまい。


...




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