台所のすみっちょ...風子

 

 

DREAM COME TRUE - 2003年06月30日(月)

先週の土曜日。

サーフィンから帰って来たばかりの、真っ赤に日焼けした

旦那の顔を見て、

「なぁ〜んか、窯から出したての瓦って感じだよね〜」

とからかうと、

「大黒柱に向かってなぁ〜んてこと言うんだぁ〜」と彼。



「大黒柱」というこの言葉。

それは、近頃の彼のお気に入り。

最近、頻繁に会話に登場する。


そこで、

「君ってそんなに大黒柱なんだ?」と聞くと

「そう、俺って大黒柱。この家をこ、こうやって支えてるわけよ〜」

と両腕を伸ばし、何かを持ち上げるようなしぐさ。


そんなバカな。

我が家はマンションの一室。

支えているのは旦那ではなく、鉄筋。


結婚した当初、

私達夫婦は、どちらが「大黒柱」になるかで争っていた。

会社の後輩で収入は少なかったが、男の彼。

会社の先輩で収入はそこそこだったものの、女の私。

お互いがお互い、「我こそが大黒柱にふさわしい!」と

思っていたのだった。

特に彼は幕末の志士を多く輩出した、長州は山口県出身。

一人前の男としての想い、つまり「大黒柱」への想いは

並々ならぬものがあったようだ。



あれから8年。

この間、会社を辞め、収入の激減によりこの

「大黒柱レース」から離脱した私とは裏腹に、

彼は見事に収入を上げた。


そう、今では我が家の家計を支える

名実ともに「大黒柱」


堂々とした仕草で


「大黒柱」という言葉を口にする彼の横で、


”元ライバル”の私は思う。




「良かったね・・夢は願えば必ず叶う・・・」と・・。




なんだそりゃ・・。




おしまい。


...




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