台所のすみっちょ...風子

 

 

ちょんまげ。 - 2003年05月01日(木)

いかにも「格闘技なら俺にお任せね!」といったような、

がたいの良い某国会議員が、暴力団に秘書給与を肩代わりさせ、

「やめろ!」「い〜や、、やめません!」

などと、社会的問題になったのは、つい先週のこと。



当然サヨナラするものと思っていたのに、僕辞めないもん!と、

議員バッチを頑固に外そうとしない彼のその姿勢に、私が驚いたのは

言うまでもないが、それ以上に驚いたのは、”懺悔”と称して、

彼が自慢のちょんまげを切ったことにあった。



記者会見で、

「ちょんまげを切り、心機一転新しい気持ちで頑張ります」と、

慎重な面もちで新たな決意を言葉にする彼。

しかし、パッと見には少しも変わったところがなく、

正面からに至っては、まったくいつもの彼で、坊主頭ならいざ知らず、

ただ、おまけのように付いてたちょんまげを切ったところで、

その印象は彼の言う「新しい気持ち」とは程遠いものがあった。


私は思う。

彼に必要だったのは「ちょんまげを切る」ということではなく、

暴力団のイメージを払拭するぐらいの「さわやかさん!」の演出であり、

「毎日眠れない日々が続いて・・もうしんどいです。
 ここら辺で勘弁してください」

と思わせる雰囲気であったのだと。

なのに、ちょんまげを切った後の髪はまんべんなく後ろに

ヘアクリームで撫でつけられていて、その姿はまるでVシネマ。

「仁義無き闘争・赤絨毯編」といった感じで、黒いイメージに

より近くなったような気さえする。

おまけに、顔の色艶はいつも通り。

寝てないどころか、モンゴル相撲で、あと2、3人は

投げられるのではないか?と思わせるほど。


もう少し努力できなかったのか・・。

メイクなど施して弱々しい顔を作るとか・・。


そう、例えば、私が高校時代に松田聖子ばりにかけたパーマを、

英語の授業中に担当教師にとがめられ、1時間立たされた挙げ句、

「明日登校したら、一番に英語研究室に釈明に来い!」と言われ、当日の朝、

いつもより早く起きて、母親のグリーンのアイシャドウを目の回りと

頬に塗ってはぼかし、ぼかしては塗りを繰り返し、

「反省して眠れませんでした顔」を作ってまんまと

許してもらった時のように・・・。


今回の一件で、

「暴力団と関わっちゃダメなのね」と、彼はお勉強したに違いない。

けれど彼には、そんなことより学ばなければならない大切なことがある。

私がこっそり教えよう。

それはテレビ映り。

髪型はまあいいから、

「いざ!」という時のために

せめて、寒色系のアイシャドーだけは買っておけ!ということである。



おしまい。


...




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail