台所のすみっちょ...風子

 

 

浮かれた2人 - 2003年04月30日(水)

日曜日、我が家に待望の車がやって来た。

車屋へ一緒に取りに行く予定にしていたのだが、

久しぶりの「プチドライブ」に思ってた以上にウキウキしてしまい、

必要以上にめかし込み始めた私はそれが止まらず、約束の時間に

間に合わなくなってしまったので、結局”新しい家族”を迎えに行くのは、

旦那一人、ということになった。


彼が出ていって30分後、電話のベルが鳴る。

今マンションの下だから降りて来いよ〜、というものであった。

ファンデーションの分厚さに顔が重いと感じながら、

そそくさとエレベーターに乗り、外へ出ると、

ピカリンと光を放つシルバーの車の中で

「ハァ〜イ!彼女」ばりにすかした感じで手を振る旦那。

「俺にこの車と来ちゃ〜、女の2〜3人はナンパできるぜ!」とでも

言いたげである。


何故そんなに自信満々お得意顔なのか?

車に乗ってるだけじゃないのか?


夜は旦那の母と会食だったので、私達が車に乗れる時間は

2時間ほど、と限られていた。

この短い間、私達は、完全に”変”であった。


途中コンビニに寄るために車を降りようとする私に、

道路脇の植え込みのツツジを気にしながら、

「おいおい、ドア気をつけろよ〜、、枝で傷つけないでくれよ〜」

と、普段CDもMDも出しっぱなしの旦那が、急に几帳面なヤツとなって、

細かい注文をつけたり、

こともあろうに、2人でうっかり名前なんかつけてみようとするのであった。

「キューブだからさ〜、キューちゃんかなぁ〜」などと、

旦那がなんのひねりもないことを言えば、私も私で疑いもせず、

「そうだね〜、、キューちゃん!キューちゃん」などとシートを

スリスリしながら声を出して呼んでみたりして。

車がやって来たというだけで、普段では考えられない「ファンシーな風」が

突風のごとく2人に吹く有様。


そして、私達が「プチドライブ」のつもりで向かった先。

それはオートバックス。

車持ちのための、車持ちにしか価値のない店。

別に急いで買うものもなかったのだが、

ここはそういった意味では「是非行っておかねば!」と思っていた。


所狭しと並んでいる、品物を見つつ「ついに買ったのだ!」という

実感でもう頬が緩みっぱなしで、つい、あれもこれもという気分になってしまう。

あやうく、ヒョウ柄のシートカバーなんか購入するところであった。


私は忘れていた。走りやもやって来るカーショップで、

目につくものを片っ端からすべてそろえれば、あっという間にツッパリ車に

変身だということを。


いくら浮かれていたとはいえ・・・


お〜、、危なかった。


おしまい。


...




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