台所のすみっちょ...風子

 

 

存在の耐えられない怖さ。 - 2003年03月30日(日)

バイト先であるインターネットスポットの受付に座っていると、

実に様々な人が様々なことを言いにやってくる。


YAHOOの画面表示が遅い!と言ってはどーなってんだ!と怒鳴る

「指導員はつらいよ」というバイト関係のことはもちろん、

パソコンがそこにある、というだけで、

「主人が会社を辞めたもんで・・再就職のためにパソコンを覚えさせたい
 んですけど・・ ここで、教えてもらえますか?」(40代前半女性)


「甥が新品のパソコンを送ってくれたんだけど・・設置してくれるところ
 知らない? あっ、あなた家に来てやってくれない?」(たぶん、70代女性)

と、寄ってくれちゃったり、挙げ句の果ては


「息子の代わりです。神戸からやって参りました・・転入届けはここですか?」(50代女性)


「おい!そこの機械で住民票取ろうと思って来たのに、入り口のドアが
 開かね〜ぞ!」(60代男性)


「ここに・・黒い・・袋・・なかった・・?」(ホームレス)


などというまったく”あさって”のことまで、それはそれは多様。


適当にかわせばいいのだろうが、座ってるだけで稼いでいるという

負い目もあってか、私はいちいちそれに答えてしまうのであった。


で、そんな問い合わせの多かった日は、私はかなり疲れた、もしくは、

イライラした雰囲気で家に戻って来るらしく、鞄を置き、一服しようと

台所の換気扇の下で一人座ってタバコを吸っていると、決まって旦那が

ソロ〜リソロ〜リと飲み物を取りにやってきて、私をチラチラうかがいながら

ひと言・・


「牛乳いただいて・・いいですか・・・?」


そして、十数分、コーヒを入れて飲んでいると、また同じようにやって来て、

「このコーヒー僕もいただいていいのかなぁ〜」などと

控えめに曲げた人差し指で、コーヒーメーカーを指さしたりする。


オレンジジュースも、アイスティーも、菓子パンに至ってもその調子なので、

ある日私は彼に「なんで、いちいち私に断るのさ〜」と聞いてみたところ。

返ってきた答えは、、


「なんか、勝手に飲んだりすると怒られそうだから」だった。


その時は、いやぁ〜ね、この牛乳も、このコーヒーも、家にある食い物飲み物は、

全部あなたの稼いだ結果!何を遠慮がいるものか!と、彼を諭し、

そんなことで私は怒らないわよ、と私の優しさを説いたのであったが、

今日、バイトから帰りご飯を食べ、2人でテレビを見ていたら、彼がウトウト寝て

しまったので「ねえ、ちゃんと寝れば〜、、今布団敷いてあげるから」

と優しく声をかけたところ、堅く閉じられていた目が瞬間パッと開いて・・

「すっ、、すみません!!」と焦るさま・・・。



その声はハッキリと、しかも素早く身まで起こして、、、、。


そんなに私が怖いのか。


おしまい。


...




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