その愛情が目に染みて。 - 2003年03月24日(月) 微熱があるにも関わらず、指導員のバイトに行かねば ならない私のために、旦那が栄養をとるのだゾ!と 遅めのブランチを作ってくれた。 ありがたい。 台所でがちゃがちゃ音を立てる彼に甘えて、そのあいだ私は横になりっぱなし。 そして20分後、 「さあ、これ食べて早く元気にならなくちゃ!」という声とともに 目の前に置かれたメニューは、こんがり色のトーストと、 ネズミがかったオムレツ。 ?・・何故、どす灰色なのか? 一瞬、箸が止まったものの、なぁ〜に、過去にもラー油をオムレツに混ぜて、 その意外なおいしさで、私をうならせた旦那。今度も彼なりの ”おいしさ一工夫”がされているに違いない、とパクリ口に入れてみる。 その瞬間、口から鼻にツンとしたものがこみ上げ、 思わず目頭がジーンと熱くなった。 ヤバイ・・・涙が出そう。 まずくて。 それは、例えるなら、ふわふわの食感を持った、はっか飴。 または、シナモンステイック。 口の中がスカスカする。 せっかく作ってくれたんだもの、まずいとは口が裂けても言えないと、 一旦は腹をくくったものの、ここで言わねば全部食べるハメになることに 3秒で気がついた私の口はあっさりと裂け、いったい何を入れたのか?と できるだけ平常心で訪ねてみる。 「ねえ・・卵・・今まで食べたことない味がすんだけど・・?」 「エッ?そんなに変?」 「ていうか、ハッカというか、シナモンっていうか・・そんな味なんだけど・・」 で、「ふ〜〜ん・・変?」と旦那が台所から持って来たもの。 それは・・・ガラムマサラの小瓶。 「いやぁ〜ちょっとだけ入れたつもりなんだけど」と解せない様子。 (あのどす灰色さはガラムマサラ”過多”の色だったとは・・) ボーゼンと固まる私の横で、その小瓶に書かれた原材料名を 見ていた彼がビックリ顔で続けて言うことには、 「シナモンの味がするって言ったよな〜。あ〜〜そうそう!そうだよ! シナモン入ってる!入ってる 〜〜!へぇ〜、、おまえ、すっげ〜な!」 と、まるで、クイズ番組かなんかに出た私がうっかり優勝し、 それに感心した、ってな具合のリアクション。 旦那の愛情がこもっていると思っていたオムレツに・・・ 実はガラムマサラがたっぷりこもっていたなんて・・・・ 悲しいやら・・・ 残念やら・・・ まずいやらで・・・ 目頭が・・ジーン・・って・・・ 「すげっえな〜」じゃね〜よ! おしまい。 ...
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