か弱い女 - 2003年03月14日(金) ゴミは旦那と2人で収集日の前日に仲良く出しに行くことにしている。 何故旦那と2人か? 私には、 「一人で行ってしまったばっかりに、とんだ痛い思いをしてしまった」という 経験があるからだ。 一階にあるうちのマンションのダストボックスは、壁備え付け。 鉄のポケットのようになっていて、取っ手を手前に引き、 その中にゴミ袋を入れて捨てる。 ポケットの後ろは駐車場。そこにはゴミ車が待機していて、 ゴミを入れて閉めるとブツがしゅ〜〜っと自動的に荷台に流れていく仕組み。 私がした”痛い思い”とは、ゴミを目一杯つめていたおかげで、 どんなに押しても袋がそこに収まらず、結局、もう一度袋を開け、 ちょうど良い大きさになるまで、素手でゴミを捨てては減らし、 減らしては入れてみる、を繰り返したというもの。 中年の女が・・すっぴんで・・背中を丸めてゴミをすてるさま・・。 私はその途中で遭遇した男性の眼差しを今でも忘れない。 その目は明らかにこう言っていた。 「ま〜ぬ〜け〜〜」 その日を境に私は旦那を誘うことにしたのである。 さすが、男は凄い。押し込む力はハンパじゃなく、 ゴミ達も抵抗することなくするすると収まってくれる。 やっぱりらくちんだ。 これは、次回からも付き合ってもらわねばと、私はすかさず 「ね〜、、やっぱり男だね〜、、すっご〜〜い」 と彼の男としての自尊心をくすぐり、さらには 「やっぱり、私にはあなたが必要だわ〜。」 と愛情心までもあおり、ついでに 「もう、私一人では生きてはゆけない・・」とまで言ってみた。 すると、てっきりその言葉で浮き足立っているハズの旦那が、 私の目を見つめて言うことには、 「大丈夫!おまえは一人でも立派に生きてゆける女だ!だから頑張れ!」 と私のもとを去っていった歴代の男達と同じことをキッパリと、 躊躇いもなく言う。 (チッ!読まれてる・・) 部屋まで帰る道すがら、しおらしく3歩ほど旦那の後ろを歩く。 そして、「いやぁ〜ん、、そんなことないよぉ〜〜」と甘えた声を出しながら、 (フッ・・これは永遠にあなたの仕事です・・)と口元をゆるませる私であった。 おしまい。 ...
|
|