エコロジスト - 2003年01月31日(金) 毎年、年末から年始にかけて私は旦那に「カレンダーだけは貰ってくるな!」 と、きつくきつく”お願い”している。 それは例えば○○建設、○○薬局、酒処○○といったように、 カレンダーの一番下にスポンサー名が黒々と印刷された販促用のヤツのことだ。 こんなにお願いしているのにも関わらず、今回の年末もそれは我が家に やってきた。 堅く丸められ、ビニールに包まれた筒状の友人の会社のカレンダー。 あれだけ、持ってくるなと言ったのに、まったく何を聞いているのか? しかもその長さから、広げれば正月に上げる凧ぐらいの大きさが ありそうなことが、容易に推測できる。 厚みもある。あれは絶対一枚が一ヶ月分である。 いったい、私にどうしろというのか? 飾るつもりはさらさらない。 この家は夫婦2人。 子供でもいれば、そしてそれが男の子であったなら、 その堅い筒でチャンバラごっこなどをし、 「ホレホレ〜かかって来い!お母さんは強いんだゾ〜」 と、親の優位性を子供に示すこともでき、 またテーブルの上に乗って、それを望遠鏡のように見立てて覗いてみせ、 「ほっほ〜〜見えるぅ〜、みえ〜〜〜〜るぅ〜〜」 「え〜〜おかさぁ〜さん、、何が見えるの僕にも見せて〜〜」 「イヤダよ〜〜〜だ。うひょひょひょ〜」 「おかぁ〜さんずるいよ〜〜」 などという遊びもできそうなものなのに。 夫婦2人でそれらをした日にゃぁ〜、バカである。 行き場を無くしたカレンダーは年末から玄関に放りっぱなし。 ぽ〜〜んと捨てることもできるのだが、なんかもったいない。 それはそうだろう。 貴重な資源である。 紙を作るために伐採され続けてる、東南アジアの森林を思うと、 おいそれとは捨てられないさ。 細かく切ってメモにするとか?・・・気の遠くなりそうな作業の上、 ツルツルしてるようなので書きにくそうだ。 惜しい、、、もし、私の尻が鋼鉄のように堅くて丈夫であれば、 くしゅくしゅっと揉んで使えるのに。 自分の身をも犠牲にしてまで!というこの考え方・・・。 ・・・そう、私はエコロジスト。 おしまい。 ...
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