台所のすみっちょ...風子

 

 

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宝くじの現場 - 2002年12月27日(金)

先週の金曜日、年末ジャンボ宝くじを買いに行ってみた。

ここ3回ほど、連続して3000円が当たってる我が家。

今度はもっとビッグな金額を!と欲の皮が突っ張る勢いは、

果てしなくとどまることを知らない。

そうとなれば、買いに行く場所はただ一つ、

日本一の当選率を誇る銀座は数寄屋橋。

午後3時15分頃、数寄屋橋宝くじ売り場に着く。

圧倒された。

すごい人である。私と同じように欲の皮が突っ張った人々が

うじゃうじゃいる。

中には、突っ張り過ぎて顔にヒビが入ってる人も・・・なわけないが、

人が溢れているおかげで、どの窓口がどこの列?なんて、

個人の力ではもはや判別できないほど。

一等賞にあやかった「一番」、ラッキーセブンにあやかった「7番窓口」

だけではない。

「さん」ざんな結果”の「3番」も、

「ご」めんね当たらなくての「5番」までも人、人、人。

ちなみに私はその日、同じ銀座で3時半に友人と待ち合わせをしていた。

この列では、友人を待たせずして買うことは不可能。

警備員の人の答も「40分ぐらいかかりますね〜」というものであった。

友人に「すまん!一億当たったらちょっとあげるから」なんて

心で謝りつつ、適当に3番窓口の最後尾につき、改めてみんなの顔を見ると

老若男女、様々な顔ぶれだ。

サラリーマンも多いのにはビックリ。仕事はどうした!?

年末だぞ?下半期の予算は達成できたのか?時間がないんじゃないのか?

と余計なお世話を言ってしまいそうだ。

まあ、もっとも一億当たれば、会社に辞表を叩きつけ、

予算に追われる生活からもオサラバできるけど。

失業率が5%台。この不景気の中、

上がらないボーナスや給料の為に労働するより、

きょうび、こっちに時間をかけた方が得策かもしれない。


他にも、「バラ買うの?連番?えっ?何枚買うの?」と

すでに現場まで来てるのに、誰かと携帯で家族らしき人と

連絡をとるおばちゃん。

(打ち合わせしてから来い。)

かと思えば、ただ列の流れに身を任せ、静かに本など読む若い女性。

ウザイほど熱々ぶりを見せつける若いカップル。

(何しに来た?)

とにかくここは、様々な人々が同じ「一億ドッカァ〜〜ン」の夢に

向かっている現場なのである。


そして、待つこと15分、警備員の「待ち時間40分」の予想より、

大幅に短縮された早さで、私は窓口へ到達し、無事宝くじを購入した。



しかし、さすが宝くじスポットとして名だたる数寄屋橋。

一流の場所には、一流の仕手師が集まるものだ、とこの度実感した。

例えば、

隣りの列の斜め前のハゲたオヤジは購入する際、絶対1�傳記个呂△蹐Δ�と

思われる札束を持っていたし、脇をすり抜けていったおばさんの手には、

ハリセンと化したビラビラした宝くじの束が。

老後の生活はこれに賭けました!とでも言わんばかりである。

さらに「組54のヤツちょうだい!54ね!」と

すごい勢いで、組番を指定し、窓口のお姉さんを困らせるこだわりやまで

いた。


なんの策もなく、ただ窓口に言って、「バラ10枚!連番10枚!ください!」

と購入金額が少額のくせに、元気に言ってのけた自分が

とてもアホに思え、並んだことに恥ずかしさ

さえ覚える。

自分の小者さを見せつけられたような気がして、

夏は違うところで買おうか・・なんて。

おっと、、弱気は損気。

要は当たりゃ〜いいんんでしょ、当たりゃ〜。


おしまい。



...

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