台所のすみっちょ...風子

 

 

みずとりゾウさんと私。 - 2002年11月23日(土)

昨日友人に電話で

「さすがにさ〜、私も今の生活ヤバイと思ってるんだ〜、
せめて、もう少し早く起きなきゃ」

などと言ってたくせに、今日もまんまと昼の1時半におきてしまった私。

2時過ぎには出掛けるため、家を出なければいけないので、

もう、焦りまくりもいいところである。

目冷めのコーヒーもそこそこに、そこら辺にあるものをつまみ着して、

ようやく布団たたみに取り掛かり、押入をあけると驚いたことに

中がビッショリ。

へ〜〜、、、除湿の「みずとりゾウさん」が倒れいて、

水が蕩々と漏れているではないか!

せっかく押入の水分を取ったというのに、また水を戻してどうする、、。

いや、そんなことより、時間!時間!・・時間がないのであった。

慌てて雑巾で拭き取ろうとするも、除湿剤みたいな薬品を含んでいるのか、

水が大きな固まりのようになっちゃって、ぜんぜん拭けない、はじくのである。

暇な時なら「う〜ん、これもこれで面白い」なんてその水で

遊んでみたりするのだろうが、そんな気、起こるわけもない。

悔しい、、。その様は「まるでみずとりゾウさん」が

「ホ〜ラね!もっと早く新しいのと取り替えておけばよかったじゃん!」と

私を挑発しているようでもあったからだ。

そう、みずとりゾウさんは「ここまできたら、お取り替え」の線を

越してしまうほどに水を溜めていたのだ。

変えよう、変えようと思って早2ヶ月。

気がつけば、寒冷前線の空の下、

カラカラのこの季節に押し入れが水浸し、湿気浸しの悲しい我が家である。

雑巾を通常の2倍の力をいれて押しつけたり、ゴミをかき集めるように

動かすこと10分。

ようやくびしょびしょ状態から脱出したものの、時間はすでに2時半。

クソ〜、絶対に間に合ってみせる!絶対に!

ここで遅れてはみずとりゾウさんの思うつぼ!

布団を結局そのままにし、駅までの道を競輪選手のように猛スピードで

チャリを漕ぐのであった。


あ〜あ、昼から大忙しだった。


おしまい。


...




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail