デコラのひとりごと。
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家を出た時には、やっぱり多少の後ろめたさがあって。 仕事を休むこととか。ダンナを置いてゆくこととか。 なんだかイロイロ。
長崎空港からバスに乗って長崎市へ向かう。 空港の近くは海。キラキラしていた。まぶしいくらい。
長崎駅でバスを降りて従姉妹に電話。 迎えを待っている間、駅前の通りをぼんやりと眺めた。 人がたくさんいて、でも私のことを知ってる人は 誰もいなくて。・・・・・解放感!!!
しばらくして現れた従姉妹は思ってたよりも ずっと元気な顔を見せてくれて、なんだか嬉しくなってしまった。 早速、駅のショッピングモールで買い物することに。 街はバーゲン。 誰かと一緒に買い物するのって久しぶり。 そうしてそれがとっても楽しいってことを思い出す。 これかわいい〜!これ安い〜! お互いのお気に入りをいちいち見せあって それいいねぇと色違いの服を買ってみたり。 あぁ。なーんて楽しいんだろ! つい先日まで落ち込んでた2人なのに、すっかり元気だ。
日が暮れてきた頃にグラバー園へ行った。 夜はライトアップされていて綺麗らしいよと聞いて。 ゆっくりと夜が始まってゆくのを感じながら それと同じくらいの速度で坂道をのぼった。 ベンチを見つけては座り込み、 暮れてゆく長崎の街並を眺めながら延々と語った。 昔から、語る話に尽きない私たちだから。
夏の夕暮れ。そして夜。 こんなふうに過ごすことに私は飢えていた。 こんなふうな時間や空気が私にはどうしても必要だったと 今さら気づく。
気がつけば、すっかり夜は深まっていて 広場のジャズの生演奏も終わってしまっていた。 それでも私たちの話は終わらなくて 閉園の時間になってようやく腰をあげる。 そういえば園内の石畳に2ヶ所だけハート型の石があって それを見つけると願いごとが叶うらしい。 出口までの道すがら、ちょっとだけ一生懸命探してしまった 悩み多き私たちである。 ハートの石は2つとも無事に見つけることができて。 そっと触って願いごと。 しあわせになれますように。
さて。グラバー園を出てもまだまだ帰りたくない。 今度は埠頭で真っ暗な海を見ながら語り合う。 語りながら元気になったり落ち込んだり。 でも最後にはふたりとも元気になってタクシーに乗った。 深夜2時のこと。
お家についてお風呂に入って。 体はドロドロに疲れていてすごく眠い。 それでもまだ足りないのか、布団の上でまたしゃべる。 窓の外には長崎の夜景。 自分ちからこんな綺麗な夜景が見れて羨ましいと思いつつ。 そうして、街が明るくなりはじめて。 ようやく安心したのか(?)私たちは眠った。
decora
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