デコラのひとりごと。
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2004年04月06日(火) 木に登る子供。

仕事から帰ってきて自転車置き場に
チャリをすべりこませると
団地の中庭で木に登る子供を見つけた。
高さ3mもないくらいの低くて細い木。
「あぶないよ〜」と声をかけてみたけれど
子供は「うん」と頷いてそれでもやっぱり登り続ける。
しばらく見ていると、木の真ん中くらいの枝分かれする位置に
彼はお尻を落ち着かせて、遠くを眺めるような顔をした。
あんな低い場所から眺めても、なんにも見えないだろうに。
それでもきっと、いつもと違った風景が彼の目には映るんだろうな。
なんとなくそう思って、微笑んでしまった。
彼はもう一度、私をみて照れくさそうな顔をした。
落ちないように気をつけなよ〜、
そう言って私は団地の階段をのぼった。
いつかきっと、大きな木に登れるといいね。
そんなことを思いながら。





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