デコラのひとりごと。
TOP


2003年05月15日(木) 上司。

悩んでる・・・ってほどでもないけど。
ちょっぴり辛いなぁ、なんて最近は思っていて。
そんな、ちっぽけだったはずの心のもやもやが
今日は、妙に気になる日でして。
自分では普通にしてるつもりだったけど、
「どーした?暗い顔して」
上司に声をかけられた。
仕事上のこととはいえ、
ものすごいレベルの低い悩みだったので、
言うつもりはなかったんだけど。
なんとなく、話を聞いてもらった。
口に出した途端に、目から涙があふれ出た。
あれまー。結構、思いつめてたんだね、私。
そのとき、はじめて気がついた。
私のこんなちっぽけな悩みにも、
真剣に耳を傾けて応えてくれた彼女に感謝だ。
私の些細な変化にも、気づいてくれたこと。
それが一番、嬉しかった。

私には直の上司の女性が二人いる。
一人は昔からの友達で、私をこの会社に誘ってくれた人。
プライベートでもよく遊んでいて、姉のように慕っている。
もう一人の上司が、今日話を聞いてくれた人。Sさんだ。
Sさんは、もともとはうちの直営店の店長をしていた人で、
数あるショップのまとめ役でもあった人。
その頃のSさんに、私はすごく嫌われてたと思う。
いや、嫌われてたかどうかはわからないけど。
とにかくもう、恐い人という印象で、すごく苦手だった。
彼女が本社勤務になると聞いたときは、ホントにブルーだった。
うまくやっていける自信が全くなかった。
それでもなんでも仕方がない。
とりあえず、仕事をしっかりやっていこう。
どうしてもダメなら、辞めればいいサ。
そう思って、頑張った。やる前から諦めちゃダメだよなって。
その努力が報われたのか。
私たちは、いつのまにやらすっかり仲良しになっている。
「あんたがいてくれて良かった」
いつだったか、彼女がそんな言葉を言ってくれたことがある。
すごく嬉しかったのを覚えてる。
そうして実は、私もまったく同じことを思っていた。
彼女がきてから、私は仕事にやりがいを見つけることができて
楽しく思うことができるようになったのだから。

人間の本質なんて、ホント付き合ってみないとわからないものです。
第一印象や先入観なんて、くそくらえなのダ。

最近までペーパードライバーだった彼女に、帰り車で送ってもらった。
普段ばりばりのキャリアウーマンなのに、すごく緊張していて可愛らしい。(笑)
車の運転を始めたのは、彼女の前向きな気持ちのあらわれ。
見習いたいし、応援もしたいと、心から思う。
今日は、本当にありがとう。






decora