デコラのひとりごと。
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本当は、昨日書く予定にしてたことがあります。 ずっと書こうと思っては、やめてたこと。 なんとなく、きっかけがなくて。 誕生日だから、ひとつの節目として書こうと思ってたんだけど。 でも、なんとなく別の想いで胸いっぱいで書きそびれてました。 だから、今日書きます。実は・・・実はですね、
デコラ、結婚します。
とはいっても、実際には来年のことなんだけど。 それでも一応、来月には結納を予定してます。
なぜ、今まで書かなかったのかというと。 私にとって「結婚」というのは「こわい」ものでしかなく。 決まった瞬間に、ものすごいマリッジブルーになってしまったから。 ここに書いてしまうと、それが妙に現実めいてしまう気がして。 なんとなく、自分の中で、認めきれなくて。
本当はすごく幸せでおめでたいことなんだよね。 それをこんなふうに思ってしまったことは、 彼氏に対してもすごく失礼だよね。
でも、本当に。私は結婚がこわくてこわくて。 彼氏のことは大好きなんだけど。それでもこわくて。 その話が具体化してきた昨年の秋頃には 会社でも突然泣き出してしまったり。すごく不安定だった。
本当は2年位前から。。。お父さんがまだ生きてた頃から、 彼氏はそんなことを言い出してた。 今にして思えば、お父さんが生きてた頃に、 ちゃんと考えればよかったんだけど。 お父さんを、安心させてあげればよかった。すごく心配してたから。 なのに私は、なんだかんだと理由をつけて、先延ばしにしてきた。
彼の両親に会って、彼が私の家族に会って。 それでも、私の気持ちは宙ぶらりんのままだった。 まだまだ認めたくない気持ちが大きかった。
不安要素はたくさんあった。 長男の嫁になること。他人と家族になること。 彼氏の実家の家業を継がなければならないこと。 自分自身が人の親になるかもしれないこと。 住み慣れた街を離れること。友達と離れること。 今の仕事を辞めること。自由な時間をなくすこと。 母や兄や姉、それから亡くなった父と違う名字になること。 今でも遠い故郷が、もっと遠くになる気がして。
私のそんな不安を、彼は少しずつ少しずつ、なくしていってくれた。 私のマイナス思考を、全部笑い飛ばして、プラスに変えてくれた。 普段の会話の中にも、さりげなく結婚後の幸せを匂わすことを言ってくれて。 少しずつ、少しずつ、私の中の「結婚に対するイメージ」を変えていってくれた。 (それを私は洗脳と呼ぶ←笑) 正直、ちょっといい加減で頼りなく思う部分もある彼だ。 彼でいいのか?なんてよくある疑問を抱いたりもした。 でも、そんな彼に輪をかけていい加減で頼りない私。 こんな私なのに、彼は両手を広げて待っててくれる。 ・・・これは、奇跡に近いことなんじゃないのかな? いつしか私は、そう思えるようになった。
彼の家族の存在も大きい。 中でも彼のお母さんには、すごく感謝している。 もしかしたら、彼以上に私のことを考えてくれているかも知れない。←笑 友達がいないから淋しいよね、と当初は同居の予定を 町営住宅に住んで近所に友達をつくることを進めてくれて。 家事が苦手なのは、最初は誰だってそうよ、と慰めてくれて。 先日の母の日にはプレゼントを送ったのだけど、 そのお礼の電話で言ってくれた言葉。 「私は、あなたを本当の娘のように思うつもりでいるからね」 ・・・ちょっと、泣いてしまった。
「結婚」は、私が思ってたほど、こわいものではないのかも知れない。 もしかしたら、しあわせで楽しいことがたくさんあるのかも知れない。 もちろん、甘くはないんだと思う。それでも。 なんとなく、前に進んでみようと思った。プラス思考でね。
会社での環境の変化も、なんとなく決心をつけるきっかけとなった。 みんなが、みんなで手をつないで歩くのではなく。 私は、私の道を歩いてゆかねばならないんだと。気づかせてくれた。
今は、随分と落ち着いた気持ちだ。 むしろ、他人事のように。(笑) 全然、実感がないまま時間が過ぎてゆく。 こんなんでいいのか?ってくらい。 「みんな、そういうもんだよ」って誰かが言った。 ふとした瞬間、不安にもなるけど。 直前あたりには、また逃げ出したくなるかもだけど。 今は、とりあえず前向きな気持ちです。 「書く」こともね。やめなきゃいけないのかなぁって、それがイヤで。 でもそれは、私次第。書こうと思えば書けるよね。きっと。
なんとかなるさ♪ そんな心意気でいこうと思う。
長くなってしまいましたが。 ここまで読んでくれてありがとう。 これからも、こんなデコラを宜しくお願い致します。
以上、デコラの告白でした。
来週、指輪を買いに行きます。
decora
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