デコラのひとりごと。
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明日で辞めることになっていた後輩。 そう。先日まですっかり弱ってしまっていた彼女。
なんと、 辞めないことになった。
説得は、昨日から始まっていて。 社長とか経理の上の人とか営業の上の人とか 私の上司とか、そうして私とか。 みんなで彼女をひきとめた。
やっぱりウチの会社って、ステキ! 一時はいろんな人の言葉に惑わされて不信感にも 陥ってしまったけれど。 でもでもやっぱり、私が信じていたものは 信じていたとおりのものだった。 「最終手段として、20日で辞めさせて 24日から再就職させるっていうのはどうですか?」 なんて、半ば馬鹿げた相談を私の上司が社長にもちかけたところ すんなりOKが出て、なんなら面接もしちゃる!とまでの コメントが出た。ブラボ!社長!そんなあなたが好きです!
もう一人、辞めてしまう先輩のことを考えると 複雑な想いはある。私も先輩のことは好きだから。 彼女と先輩も仲良しだったけど、 私と違っていたのは、彼女らは上司と部下との関係で。 そこには一言では説明できないものがあるんだろうと思う。 ともにいろんなことを乗り越えてきた同士でもあっただろうから。 彼女は「働きたい」気持ちはあるのだけど、 どうしても「後ろめたい」のだと泣いていた。 その気持ちはすごくわかると思った。 私も彼女の立場なら、同じ想いを抱えただろうと思う。
でも、私は「自分のための、決断」を彼女に求めたいと思った。 これは、彼女の人生なのだから。 無理に止めたいわけじゃない。 彼女が「自分のために」辞めたいというのなら。
残業を終えて家に帰ると、 ようやく彼女が「続ける」ことを決断したらしいとの 連絡網(?笑)がまわってきた。 しばらくして、本人からもメールが届いた。 「皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです」と。
しかし、つくづく感じたのは、 うちの会社の上層部のパワフルなこと! 特に私の上司であり友人でもある人のパワーはすごい。 彼女と話していると、どんなことでも可能に思えてくるから不思議。 私をこの会社に誘ってくれたのも彼女だし、あの時の誘い文句は 今も心に残っている。
私はすごく「人」に恵まれている。本当に。
decora
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