七竃雑記帳
桂木 炯



 歪んでるというか




最近のニュースを見ていると
なんだか、寒々とした気持ちになりますねぇ

でもねぇ
「何のために」
って聞いても理由が返ってこないようですよね

あれってもしかしたら
「楽しかったのでは?」と思うんですよ
昔、カエルとか虫とか
ビックリするようなことして遊ぶ子供っていたでしょう
それと
全く同じ感覚なんだと思うの

自分は人間で相手も同じ生き物だという概念が無いだけで・・・

その概念がどうして無くなったりしたのかってことは
他人の痛みを想像できるような育ち方をした人には
分からないんだろうなと・・・
同じぐらい向こうには
どうして人を傷つけてはいけないのか?が分からないんだろうな・・と

そういう人達に
1から概念を教える場所だって今の日本には無いんだし
どれぐらいの確立で近所にこんな人達がいるんだって事も
昔と違って「プライバシー」の扉の向こうに閉ざされてて見えないし

そう思うと、やっぱり恐い世の中になってるんだなぁって思いますよね

でも、残虐性っていうのは
誰にでも自分にもある事だから
余計に、恐ろしいんだなとも思いますよね
自分が絶対に残虐にならないかって言われたら
「絶対にならない」って言えないものね

生きてる人は素晴らしいし恐ろしいって事です。




2004年01月30日(金)
自己紹介 目録 手紙



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