今日もガサゴソ
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私は美貌には大変な自信があるのですが 私の美貌に気づいてくれる人はなかなかおりません。 どういうわけか なにか誉めたいという衝動に駆られた人々が口にするのは 「美しい歯並びですね」です。
でも、そんなに美しい歯並びではないです。 フツーに、きちんと並んでいて治療済みというだけ。 普通ということが、難しいとも言えるけれども 取り立てて美しいというのではない、ということです。
美しいどころか、隙間があります。 隙間が目立たないのは、僅かな隙間であり バランスを損なうほどのものでないということなのでしょうが 実は、この隙間、私にはとても大切なんです。
結婚したばかりの頃、前歯の治療をしているときに 先生に「隙間はそのままに出来ますか?」と聞きました。 差し歯になるというので 隙間のない状態になると困るだろうなぁと ぼんやり予測できたからです。 ハイハイと気楽に請け負ってくださった先生ですが 治療が終わってみると見事な歯並びでありまして 隙間がないのね〜〜。
しばらく我慢すれば慣れるかもと様子を見たけれど どうしても我慢できなくて 申し訳ないけれど 今から隙間を作ることはできるだろうかと 同じ先生に聞いてみたのでした。
開業したばかりの歯科医院だったし 私が転院してくる前にかかっていた歯科医院が高名だったのだそうで 優しい先生、びびりまくって やり直しさせていただきますぅぅぅと 差し歯を作り直してくれました。
事前に隙間を空けてくださいと聞いていたのに すみませんすみません 歯科的には隙間のないほうが気持ちいいんですよぉぉぉ ついついやっちまいました〜〜〜 ...でも、どーして隙間?
実は、鼻炎で、一年中鼻詰まり気味で.... 歯の隙間がないと呼吸が苦しいの〜〜〜 ぽかーんと口を空けていなくても ちょっと微笑むような雰囲気の口元で ほら、息ができるのぉぉぉ
先生、飛び退ってゆきまして 受付のカウンターの下にもぐって笑いこけてました。 しばらくして、真っ赤な顔で戻ってきて しどろもどろ気味に いろんな事情があるのですねぇと言いました。
いくらお間抜けでダラダラ過ごしている私であっても 鼻炎でハナカミ女王であっても ぽかんと口を開けているわけにはゆかないのです。 舌が渇いて辛いですしねぇ。 それ以来、歯科が変わるたびに しつこく「隙間は残してねっ」と強調しております。
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