今日もガサゴソ
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2005年08月18日(木) チビ助は怒っている

今日、ひょっこり思いついて
岩波文庫のグリム童話集の中から
「ヘンゼルとグレーテル」をチビ助に読んでやりました。

木こりの夫婦が食い詰めて、子どもを森に置き去りにしようと
相談するところからはじまる物語にチビ助は怒り出してしまいました。

それでも、読むのをやめようかと聞けば、続けて、という。

お話しはどんどん恐くなっていって
絵本によく描かれている
「お菓子の家」の場面も、チビ助には心地よく響かないようです。
恐い悪い魔女の罠なんですもんねぇ。

途中で、私が睡魔に襲われて
気を失うとチビ助は「ねるなーっ」っと叫んで
続きを読むように要求します。

でも、ヘンゼルが釜ゆでにされそうになる場面では
「もうききたくないっ」っと叫んでいました。

ここからが大事なんだから、まぁまぁ聞きなさいよといって
とうとう最後まで読み切りました。
結構長い物語で、読むのも大変でした。

そのあと、チビ助はころりと昼寝をして
たっぷり眠ってから起き出して

もう、あんなえほんはイヤだからね、きかないからねっ
っと怒っていました。
ふんふんと聞いていると

あのわるいママハハはしんじゃったの?
きっとわるいまじょのてさきだったんだ
こどもをたべようとしてさ
おれがやっつけてやるっ

チビ助はブロックで作った銃で武装してやる気満々です。
夜になっても、物語を思い出して怒っていました。

さて、チビ助のココロには何が残ったやら。
やはり、子ども向けの抄訳版を読み聞かせた方が
良かったかなぁと思いました。


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