今日もガサゴソ
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五月半ばになると 亭主の実家のある町は菜の花が満開になります。 昔、菜種が町の特産物だったのを思い出して 町おこしに菜の花を使ったのです。 菜の花の作付け面積では日本一だとかいう話です。
結婚の前に 亭主に子供の頃の話をせがんだら 菜種の話をしてくれました。
収穫した菜種をお天気の良い日に ビニールシートに広げて干すのだそうです。 学校から帰ると 亭主は裸足になってビニールシートの中をすり足で歩いて 菜種がまんべんなく干せるように かき混ぜるのだそうです。 そのときの足の感触が愉快だった、そうです。 子供にも出来る手伝いということだったようです。
菜の花を使った町おこしは大成功で 毎年、菜の花祭りが盛大に行われます。 五月は素晴らしい菜の花畑が見ることが出来ます。 そういう土地柄でありますので 菜の花を食べるのも盛んであります。
菜の花の漬け物を京都のおみやげに頂戴したり 上品におひたしで頂いたりしたことがありますが そんなお上品な量ではないの。 どっさり。 とにかくもらったら食べなくちゃ!
菜の花といっても 食べるのは、花が咲く前の茎と葉っぱです。 私はブツブツ切って フライパンでガーガー炒めちゃいます。 油はほんのちょっと。 菜種油が採れるくらいの植物だもんで 炒めているうちに艶々してきます。 仕上げに醤油をパッとかけ回して頂きます。
どんな味かというと そうね、グリーンアスパラのような感じかな。
初めて大量にもらったときは やっぱり「花を食べるのか..」と 菜の花畑のことを感傷的に思い出して 慰みにちょっとだけ瓶に活けてみたりしたけれど 油炒めをするようになったら そんな、うふふ。全部食っちまいます。
お盆の頃になると菊の花が出回ります。 なんだか、菊の花ともなると 後ろめたさなんかもう微塵も感じなくなっていきます。 ウケケ
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