今日もガサゴソ
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ショッピングセンターの 中央ホールにはクリスマスの飾り付けが始まっています。 あとはツリーを残すのみでしょうか。
いけませんいけませんと あれこれ口うるさく言い過ぎて 買い物の前から憂鬱でした。 特に、出がけに小雨がぱらついていて 傘を持っていたのが不安のもとでした。
私が持ってあげましょうという提案は即座に却下。 チビ助には「振り回してはイケナイ」と 何度も念を押すのですが 1分も立たないうちに ふざけてノリノリで振り上げ始めます。 怒って取り上げると 絶叫大泣きの上 「ごめんなさい、もうしません」
何をもうしないというのか問いただすと 「傘をふりまわしません」とキッパリというのです。
私が甘かった。 本屋で、お会計のあいだに姿を消したチビ助を 店内を三周してようやく発見したとき ゾッとしました。
同じ年頃の男の子をげらげら笑いながら追いかけている チビ助は傘を振り上げています。 思わずやめなさいと大きな声を出してしまいました。
チビ助は無邪気に追かけっこをしているつもりなのでしょうが 相手のお子さんも迷惑そうで 母親らしき女性の足の間に逃げ込んでしまいました。 あちらさまが 私を睨んだことは云うまでもありません。
私は恥ずかしくてたまりませんでした。 相手のお子さんと女性に謝って チビ助の首根っこをつかんで ずるずるお店の外に引きずって出ました。 幾人かの女性が「あらら〜」と声を上げました。
もう少しのところで クリスマスの飾り付けがきらきらしている 巨大な吹き抜けに チビ助を逆さ吊りにして折檻するところでした。 見知らぬ方の「あらら〜」というあの声が聞こえなかったら 新聞ネタになっていたんじゃないか?
私はいたたまれなくて チビ助から傘をむしり取ってブンブン歩き始めました。 チビ助は泣きながら 「ごめんんさい、もうしません」と 繰り返しているのですが そんなのはもう今日だけで50回も聞いたような気がします。
チビ助は 私が本気で怒っていることを ようやく理解した様子で そのあとは神妙でした。
結局、アレコレ言い含めてみたところで 私がぶつぶつ文句を言っているだけということなのでしょう。 手荒なことをしなければ 怒っていることが理解してもらえないなんて
帰りのバスの時刻までの 1時間と20分。
本当に長くて辛かった。
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