今日もガサゴソ
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私は「もんぺをはいて暮らしている俳人」 という書評の一文が気になってたまらず 「布の歳時記」という本を取り寄せて 楽しんでいたのでした。
読んでいるうちに、なんとなく母も好きかしらと 思って今年の五月に本を送ったのです。 母が俳人の黒田杏子さんの熱烈な ファンだったとはそれまで知りませんでした。 母は驚喜乱舞していました。
近頃、その本の続編が刊行され 母は珍しく取り寄せて ゆっくり読んでいたそうです。 すると そのなかに黒田氏が東北を旅した記述があり どうも、故郷のあたりまで足をのばしたらしい。 その時期が 母が父の介護に通っていた時期とぴたりと重なる、というのです。 昨日の朝、電話で騒いでいました。
母には思いっきりファンレターを書いて お返事を頂戴して家宝にするように勧めました。
父は、歩行と言葉に困難が残りましたが なんとか自宅で過ごしています。 母が介護して支えているのですが そんな日々の中に そっと滑り込むように 母の憧れの方のお姿とであったのかな、と思うと とても心が温まります。
母の思い違いであったとしても それは幸せな思い違いかな。
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