今日もガサゴソ
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2003年10月15日(水) 母の憧れのお方 2

私は「もんぺをはいて暮らしている俳人」
という書評の一文が気になってたまらず
「布の歳時記」という本を取り寄せて
楽しんでいたのでした。

読んでいるうちに、なんとなく母も好きかしらと
思って今年の五月に本を送ったのです。
母が俳人の黒田杏子さんの熱烈な
ファンだったとはそれまで知りませんでした。
母は驚喜乱舞していました。

近頃、その本の続編が刊行され
母は珍しく取り寄せて
ゆっくり読んでいたそうです。
すると
そのなかに黒田氏が東北を旅した記述があり
どうも、故郷のあたりまで足をのばしたらしい。
その時期が
母が父の介護に通っていた時期とぴたりと重なる、というのです。
昨日の朝、電話で騒いでいました。


母には思いっきりファンレターを書いて
お返事を頂戴して家宝にするように勧めました。


父は、歩行と言葉に困難が残りましたが
なんとか自宅で過ごしています。
母が介護して支えているのですが
そんな日々の中に
そっと滑り込むように
母の憧れの方のお姿とであったのかな、と思うと
とても心が温まります。

母の思い違いであったとしても
それは幸せな思い違いかな。




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