今日もガサゴソ
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2003年09月27日(土)

どういう周期なんだか
時々刺繍が気になって、そのたびに少しずつ
糸を買い求めてきました。

刺繍糸は小学生の頃に買った
8色組のもつれた糸までまだ持っています。
小学生の頃
家庭科の時間に枕カバーの刺繍をしました。
アウトラインステッチとチェーンステッチくらい
しかできなかったけれど
花の妖精とお花畑の絵を刺しました。
これは今でも実家で来客用に使われています。
どうも、母が娘の自慢の種に使っているらしいです。
恥ずかしいのでやめて欲しいです。
もう一つ手元に残っている作品は
クロスステッチで
カントリー風の男の子と女の子が並んで立っている図柄です。
文語訳の聖書のカバーに仕立ててあります。
デザインは方眼紙に色鉛筆でマス目を塗りながら考えました。
聖書の奥付に1977年、と書いてありました。
多感であった頃の思い出が
こんな風に残っていてくれて嬉しいなと思います。

社会人になって
上京して、休日に行くところといえば
本屋と画材店と手芸店で
(それは今も変わらないなぁ)
色鉛筆や刺繍糸や絹の穴糸などを
たいした目的もなしに時々買い求めていました。

キルトを作るようになって
素朴で実用的な作品ばかり作っていましたが
刺繍やビーズで装飾したゴージャスな
クレイジーキルトに魅力を感じてみたり
ミシンで自在に刺繍する方法をテレビで見たときも
なんだか胸の中にポッと灯火がともったような気がして
とにかく、私がすることと言えば
糸を少し買う。

糸をいくら持っていてもしょうがない
小さくても良いから
手を動かして何かを作るべきなのに
ぐずぐずと過ごしてきました。

この頃、へんな気負いが消えてきて
ちょこっとした手作りが楽しくなってきました。

昔、恩師が云っていた
人生の上での実りの季節を迎えたのかも知れない。
これまでかき寄せてきたものが
ささやかな実を結ぼうとしているのかな。

これまで私を苦しめてきた
焦燥感から解き放たれたみたいだな。







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